要請番号(JL06617A08)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治・州議会省
2)配属機関名(日本語)
廃棄物管理課(ジャフナ市役所)
3)任地( ジャフナ県ジャフナ市 ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジャフナ市は、人口91,000人、年間予算8.6億Rs.(2016)の規模を持つ、スリランカ北部州最大の都市である。活動先であるジャフナ市役所廃棄物管理課は、職員数が575人で、同市が管轄する48地域(行政村)のゴミ収集・処理、政策・計画の策定、市民協力推進のための支援、調査研究等を行っている。近年では、特に分別収集やコンポスト、市民協力のための啓発活動に力を入れている。また、JICAの技術協力で設立された全国廃棄物管理支援センターによる技術支援も行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジャフナ市役所廃棄物管理課では、1日あたり約82トンのごみを収集しているが、そのうち45トンのごみを処分場に投棄している。また、家庭から出るごみの40%が分別されておらず、ビニール、プラスチック類のゴミがそのまま処分場に投棄され、環境への影響が懸念されている。一方で、1ヶ月あたり約25トンの生ごみをコンポスト化して一般に販売を行ったり、市民に対して、投棄されるゴミの削減への協力を呼びかけているが、今のところ、思うような成果はでていない。そこで、これまで廃棄物管理支援の実績があるJICAに対して、市民への環境教育に関する支援の要請があがり、JICAボランティアが派遣されることとなった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市役所の職員と協力し、以下のいずれかの業務を実施する。
1. 市役所の廃棄物事業実施への提案や支援。
2. 役所のごみ分別収集ルールやごみの減量化についての市民・学校への説明資料の作成支援や啓発活動への参加。
3. ンポスト事業の普及への提案や支援。
4. 学校におけるリサイクル活動の指導や環境教育の実施。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機器(PC、プリンター、コピー機等)
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
市助役(勤務経験13年、男性1名、40代)、エンジニア(実務経験20年、男性1名、40代)
公衆衛生管理官、調査・啓発担当スタッフ
ごみ収集車運転手、ごみ収集労働者(男女525名、20-50代)
活動対象者:
広く市民全般
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため。
[経験]:(社会経験)2年以上 備考:役所での勤務のため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
本邦語学訓練は英語であるが、実際の活動使用言語はタミル語。赴任後、約2ヶ月のタミル語現地語学訓練を受ける。