要請番号(JL06618B17)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東部州教育省
2)配属機関名(日本語)
東部州幼児教育局 (バッティカロア)
3)任地( バッティカロア県バッティカロア ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
幼児教育局は東部州政府によって2011年に設置され、東部州3県の幼児教育を管轄している。本部はバッティカロアに位置し、カリキュラム策定、幼稚園の登録、幼稚園の巡回指導、教員研修等を行っている。これまでにユニセフやNGOからシラバス策定、ディプロマコースや講習会開催等の支援を受けている。同州では他州のように中央政府から幼稚園教諭への助成金は支給されておらず、無償や低賃金で勤務する教諭の質向上が課題となっている。同局では2015年2月から初代幼児教育隊員が活動、2017年8月から2代目隊員が活動中である。同州のアンパラ県事務所にも幼児教育隊員が要請されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では近年、幼稚園教諭の資格取得の義務化が進んでおり、ディプロマコースや教員研修による教諭の質向上が急務となっている。当国の幼児教育は安全・衛生・遊び・運動の軽視、読み書き・算数・英語教育重視の傾向が顕著である。
バッティカロア県事務所のフィールドオフィサーは幼稚園の巡回指導を行いながら、管轄地域の幼児教育の質向上を目指している。同地域の幼稚園は全て私立で、小規模なものが多い。保護者からは読み書き・算数・英語への要望が高いが、配属先では遊びを通して幼児の発達を促すカリキュラムを推進している。巡回指導やワークショップ開催による幼児教育向上支援のためにボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは、同僚と協力して以下の活動を行う。
1.幼稚園を巡回し、担当地域の幼児教育の現状や子供を取り巻く状況を把握する。
2.選定したモデル幼稚園で幼児への直接指導を行いつつ、教諭への助言を行う。
3.ワークショップで基礎的保育技術に関する講習を行う。
4.他地域に派遣されている幼児教育隊員と連携して教材作成や講習会を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
幼児用遊具(屋内外)、玩具
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
幼児教育局(バッティカロア) 局長 50代男性
バッティカロア県事務所 フィールドオフィサー 男性3名・女性2名(実務経験2~6年)、事務職員 女性2名
活動対象者:
幼稚園 571園、女性教諭 1,313名、園児18,994名
5)活動使用言語
タミル語
6)生活使用言語
タミル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(幼稚園教諭)
(保育士)
[性別]:(女性) 備考:現地の慣習による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教諭への助言も含まれるため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)