要請番号(JL06618B24)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ニルワラ教員養成大学
3)任地( マータラ県アクレッサ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は公立学校(日本の小学校、中学校から高校1年に相当する学校)の教員を養成する3年制の大学(全寮制)で、数学、理科課程のほか、初等教育課程が2013年7月に開設され、2017度に体育課が開設された。本学は1986年に日本の援助で建設された。全教員数は約30名、全学生数は約440名。体育課程はシンハラ語で授業が行われ、1学年20~40名程度の生徒(1年30名、2年20名、3年40名)が在籍し、教員は3名である。3年次には1年間の教育実習を行う。年間予算は約6千万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の学校体育は教室で理論や保健科目を学ぶ座学が中心で、生徒の運動不足が深刻である。そのため、教育省は朝の体力増進運動の定着、強化指定6競技(陸上、バレーボール、ネットボール、サッカー、体操、ラグビー)強化、小学校での運動プログラムの普及など、体力増進プログラムの推進支援を行ってきた。これまで各地方の教育事務所に体育JVを派遣し、子供の運動不足解消に協力してきた。今後は、教員養成課程にJOCVを派遣し、体育教員の実技指導能力を向上させる必要がある。教員養成課程では、理論と実技の授業があり、JOCVには実技の指導力向上にかかる活動が期待されている。各学生は、ネットボール、バレーボール、陸上の各主専攻スポーツを中心に指導を学んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.身体を動かすことや、体育実技の重要性を学生・教員に理解してもらう。
2.学生のスポーツにかかる実技指導能力を向上させる。
3.日本の体育教育の紹介を行い、体育実技の普及を目指す。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
学校施設
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
体育課程教員 3名(大学~院卒、30~40歳、実務経験12~25年)
活動対象者:
体育課程学生 1学年20~40名程度
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚教師の学歴に準ずるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:指導に必要
[参考情報]:
・陸上のトラック種目の競技あるいは指導経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~31℃位)
[通信]:(インターネット可 通話可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は大学教員用の宿舎か、近隣の住宅でのホームステイかアネックスの可能性がある。