2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10616A07)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/3 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

フレンド
NGO

3)任地( トゥブ(ラウトカ市郊外) ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は2001年に設立されたNGOで、行政サービスが届きにくい地域コミュニティを対象として、経済的社会的自立・生活向上を支援するための活動を展開している。その活動内容は幅広く、コミュニティを訪問し、医療サービス、青少年活動、工芸品製作や食品加工等様々なプログラムを実施している。西部地区ラウトカ市郊外のトゥブに本部があり、北部地区ランバサ町にも支部を有している。年間予算は約1億円で、EU(欧州連合)、オーストラリア、ニュージーランド等からの支援を受けている。2014年から、理学療法士JV(26/2)および体育JV(26/3)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、コミュニティの生活向上を目指す様々な活動の一環として医療サービス維持活動に取り組んでおり、医師や看護師が所属している。フィジーでは、生活習慣病を中心としたNCD(非感染症)が課題となっており、高血圧や糖尿病患者の増加、症状の悪化による下肢切断というケースも少なくない。NCD対策は配属先でも焦点の一つであり、現在活動中の理学療法士JVは、配属先の看護師2名や体育JVと共に10数か所のコミュニティを巡回し、住民の健康チェックや栄養改善、運動による健康増進などの予防活動を行うほか、CBR(地域に根差したリハビリテーション)の実施に取り組み、常時、約20人の症例に対応している。
フィジーではCBRが浸透しておらず、その担い手も乏しいことから、引き続きJVの支援が要請されることとなった。患者への直接ケアだけでなく、障害を持つ住民のための住居環境整備に関するアドバイスも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先医療チームの一員として、以下の活動を行う。
1.対象コミュニティを訪問し、患者に対して機能訓練・歩行訓練などの運動療法を中心に運動障害の回復、改善を図る。
2.フィジーの状況に適した住居環境整備を検討し、アドバイスする。
3.患者への訓練指導、説明とともに家族や関係者への説明を行い、地域リハビリテーションの理解を推進する。
4.その他、チームの実施するNCD対策を通じ、住民に対する疾病予防、健康増進への協力も行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な事務用品、プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先職員 約40名
看護師 2名 女性
医師 1名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
トゥブは、居住地であるラウトカ市からバスで通勤(約0.5時間)となる。