2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10616B02)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・遺産/芸術省

2)配属機関名(日本語)

バ教育事務所

3)任地( バ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バ教育事務所は、フィジー国内にある9つの教育事務所の一つで、教育省の支部として本省で決定された政策の実施、規程や情報の伝達の他、教員の配置や各校長からの相談対応、また本省への定期業務報告などを行っている。同教育事務所は担当地域にある64の小学校を管轄している。本配属先には2015年1月から2代目の隊員が派遣されており、本要請は3代目となる。現在同事務所のほか、シンガトカ、ラウトカ、ナウソリ、ラキラキ、ザコンドロベの教育事務所にJICAボランティア5名が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、初等教育における情操教育として体育・音楽・図工(総称してPEMACと言われている)の3科目の指導が2011年より義務付けられたが、①教員自身が同科目を学んだ経験がなく指導方法がわからない、②統一テストが実施される科目指導が優先され、テストが実施されないPEMAC教科は後回しにされる、③シラバス、教科書、指導要領等が試行版である、などの課題がある。JICAは過去数年にわたり、各地の小学校にPEMAC教科の支援に隊員を派遣してきたが、現在は教育事務所および教育省傘下のカリキュラム開発局(CDU)、教員養成校等への派遣に切り替え、包括的かつ効果的なPEMAC科目の普及と指導力の向上を目指していることから、同教育事務所でも継続して派遣の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先管轄地域の小学校の巡回指導において、以下の業務を行う。
(1)担当地区の小学校の巡回指導計画を立て、小学校1年生から8年生(日本の小学校1年生から中学2年生)の生徒を対象にPEMAC科目の楽しさを伝えるとともに、クラスの担任教師に対し同教科の指導支援を行う。
(2)担当地域の現地教員を対象とした授業運営方法や指導技術向上のためのワークショップ等を企画・実施する。
2.他のPEMAC隊員とともに、分科会・研鑚会等実施し、当国のPEMAC教育の質の向上に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先における執務スペース(机、椅子等)、ファックス、電話、コピー機等。
教育省より配布されるシラバス、教科書、教師用ガイド等。

4)配属先同僚及び活動対象者

教育事務所長(男性、50代)、職員3名(男女)、事務スタッフ他5名
巡回先小学校校長、教職員
児童(日本の小学校1年生から中学校2年生に相当)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:住居事情のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現職教員への指導助言のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。