要請番号(JL10616B04)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産/芸術省
2)配属機関名(日本語)
カリキュラム開発局
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるフィジー国教育省カリキュラム開発局は、幼稚部から13年生(日本の高校3年生に相当)までのカリキュラムデザイン、評価、教科書、教師用指導書等の編集、統一テストの作成と実施等を行っている。また、教員向けのワークショップ開催など、公教育における包括的な運営と管理を行っている機関である。予算規模は約4億9千万円。同局内にはPEMAC(体育・音楽・図工)を含む各教科の小学校・中学校の担当官が配置されている。また、現在教育省支部にあたる5つの教育事務所に5名の協力隊員が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、初等教育における情操教育として体育・音楽・図工(総称してPEMACと言われている)の3科目の指導が2011年より義務付けられたが、①教員自身が同科目を学んだ経験がなく指導方法がわからない、②統一テストが実施される科目指導が優先され、テストが実施されないPEMAC教科は後回しにされる、③シラバス、教科書、指導要領等が試行版である、などの課題がある。JICAは過去数年にわたり、各地の小学校に同教科の支援に隊員を派遣してきたが、現在は教育事務所および教育省傘下のカリキュラム開発局(CDU)、教員養成校等への派遣に切り替え、包括的かつ効果的なPEMAC科目の普及と指導力の向上を目指している。音楽、図工の教科書は2015年より試行版が配布されているが、体育の教科書、教師用ガイドは試行配布が遅れており、カリキュラム策定についても支援が望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.CDU(Curriculum Development Unit)において小学校・中学校の体育担当官と協力し、カリキュラム策定、教科書編纂、教師用指導書、その他補助教材等の作成を支援する。
2.他のPEMAC隊員とともに、分科会や現地教員向けワークショップ等実施し、当国の体育教育の質の向上に貢献する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先における執務スペース(机、椅子等)、ファックス、電話、コピー機等。
教育省より配布されるシラバス、教科書、教師用ガイド等。
4)配属先同僚及び活動対象者
CDU小学校体育担当官(40代男性)、中学校体育担当官(30代男性)
CDU局長(30代男性)、事務員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教員(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現職教員への指導助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。