【配属機関概要】

3）任地（ スバ市 ） JICA事務所の所在地（ スバ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

2014年9月の総選挙後の新内閣の教育改革により、地域に点在している高校の職業訓練課程を統廃合し、フィジー技術専門学校が設立され、2016年には全11校が開校する予定となっている。対象生徒は中学レベル卒業以上、学校での課程終了後、企業での実習を行うカリキュラムとなっている。同校は、職業訓練校として従来より開校しており、現在は、料理、製菓・製パン、洋裁、美容コースがある。生徒は16歳から23歳までの約70名、教師は8名。更に不定期で社会人用の夜間コースも実施されている。2016年度の予算は技術専門学校11校で10億8千万円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同校は、職業訓練校として約30年の歴史があり、教育の下地はあるが、カリキュラムが改訂されたことと共に、更に生徒、教師の技術向上を図りたいという希望がある。生徒への実習授業などを通じて、教師の技術向上支援を行うことが望まれる。
現在、料理コースでは、調理器具の使い方から、焼き物、揚げ物、サラダなどの基本的なメニュー、製菓・製パンコースは、パン生地づくり、ケーキ、クリームでのデコレーションなどの実習を行っている。
卒業生の勤務先はホテル、レストラン、パン屋、病院など多岐にわたる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

料理、製菓・製パンコースにて同僚教師とともに、以下の業務を行う。
1.料理初心者に対して、基礎的な知識と調理技術が得られるように、実習を中心とした授業を行う。
2.調理を行うにあたり、衛生、安全面での指導、カリキュラム改善への助言を行う
3.実習を通じて、同僚教師の知識・技能の向上を図る。特に、フィジーにある食材で、新たなメニューの紹介が期待されている。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

基本的な調理器具一式(包丁、麺棒、泡立て器なども含む)、業務用オーブン(4台)、業務用コンロ(4台)など

4）配属先同僚及び活動対象者

同校の教員8名の内、
料理コース2名(共に30代、経験6年と10年)
製菓・製パンコース2名(20代、40代、経験年数4年、15年)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。