2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10617A02)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G235 編集
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・遺産・芸術・公文書館省

2)配属機関名(日本語)

カリキュラム開発局

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるフィジー国教育省カリキュラム開発局は、幼稚部から13年生(日本の高校3年生に相当)までのカリキュラムデザイン、評価、教科書、教師用指導書等の編集、統一テストの作成と実施等を行っている。また、教員向けのワークショップ開催など、公教育における包括的な運営と管理を行っている機関である。予算規模は約4億9千万円。同局内にはPEMAC(体育・音楽・図工)の小学校・中学校の担当官が配置されている。また、現在教育省支部にあたる5つの教育事務所に5名の協力隊員が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、初等教育における情操教育として体育・音楽・図工(総称してPEMACと言われている)の3科目の指導が2011年より義務付けられたが、①教員自身が同科目を学んだ経験がなく指導方法がわからない、②統一テストが実施される科目指導が優先され、テストが実施されないPEMAC教科は後回しにされる、③シラバス、教科書、指導要領等が試行版である、などの課題がある。JICAは、当初は各地の小学校に同教科の支援に隊員を派遣してきたが、現在は教育事務所および教育省傘下のカリキュラム開発局(CDU)、教員養成校等への派遣に切り替え、包括的かつ効果的なPEMAC科目の普及と指導力の向上を目指している。PEMACの3科目は、教科書、教師用指導書等が試行版であり、教師が使用しやすく、また子どもたちが親しみやすい内容、デザインの教科書や視聴覚教材も含め教材の質の向上が望まれている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.CDUにおいて各PEMAC教科担当官と協力し、カリキュラム策定、教科書編纂、教師用指導書、視聴覚教材を含むその他補助教材等の作成を支援する。
2.教科書、教師用指導書等教材編集のために、当国のPEMAC教科のシラバス研究や他国の教科書デザイン等の研究および紹介
3.他のPEMAC隊員の実施する分科会や現地教師向けワークショップに参加し、当国のPEMAC教科教材の質の向上に貢献する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先における執務スペース(机、椅子等)、ファックス、電話、コピー機等。
教育省より配布されるシラバス、教科書、教師用ガイド等。

4)配属先同僚及び活動対象者

CDU小学校PEMAC担当官(体育30代、40代男性、音楽30代男性、図工40代男性)
CDU局長(30代男性)、事務員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教科書編纂への助言が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。