要請番号(JL10617A04)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
医薬品供給センター
3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年に日本の無償資金協力で建設された本センターは、フィジー国内及び近隣国における薬剤・医薬品の流通・管理を担っている。主な事業内容は、フィジー政府管轄下にある保健施設及び近隣国への薬剤・医薬品の供給、在庫管理、運搬のほか、抗生物質耐性使用にかかるモニタリング、公的・私的施設における薬剤管理・取扱いにかかるフレームワークの整備など。年間予算は約600,000FJD(\3,100万円)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーをはじめとする大洋州島嶼国では国内で使用する医薬品や医療消耗品を輸入に頼っており、人口規模や離島という地理的条件、輸送手段の不備などのために割高な調達を強いられ、供給の安定性にも不安を抱えていた。既存の医薬品倉庫は老朽化し、漏水、積重過多、不十分な温度管理など劣悪な保管環境となっていたため、2002年より無償資金協力で、本センターの建設と関連機材の整備を実施し、2004年に完成した。本センターでは、フィジー国内および周辺の大洋州島嶼国で使用する医薬品や医療消耗品を管理を目的としている。フィジー政府は、先進国より購入する大量医薬品の適切な環境下での保管と物流の管理を目的としているが、在庫管理、医薬品の適切な管理に課題を抱えており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.医薬品供給センターで、センター内の適切な在庫管理を配属先スタッフと一緒に行う。
2配属先スタッフに適切な医薬品管理、在庫管理を目的とした5S・カイゼン指導を行う。
3.現在の供給システムの改善に向けた提言。
4センターが計画している2018年から2023年の医薬品供給戦略の開発への協力。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
センター全体で約60名が物流管理、技術者等として勤務。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:5S、カイゼンの指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。