2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10617A06)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方行政・住宅・環境省

2)配属機関名(日本語)

ナンディ市役所保健課

3)任地( ナンディ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2017年4月に「町」から「市」に昇格するナンディは、人口約1.3万人から2万人規模になる見込みである。国際空港を有し、観光客の往来が絶えない同地域を所轄する配属先は、ごみ処理事業(ごみ収集サービス及び廃棄物違法投棄の取り締まり、廃棄物の削減)の他、飲食店や市場の衛生管理業務を担当している。町役場の年間予算は約420万FJD(約1.8億円)、で、保健課の予算は約80万FJD(約3.5千万円)であるが、市に昇格する際は更に増える見込みである。ナンディ町の時は3代にわたるJVを派遣しており、フィジーをはじめとする大洋州各国を対象とした廃棄物減量化のJICAプロジェクトとの連携も行われた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

市街地から排出されるほとんどの廃棄物は、家庭や事業所から収集されたのち、隣のラウトカ市が管理する最終処分場に埋め立てられている。回収コストならびに輸送費が財政を大きく圧迫しており、保健課の予算の半分以上を占めている。廃棄物減量化・資源化促進の取り組みを実施しており、資源ゴミの分別収集や家庭規模のホームコンポストの普及も進んでいるが、「市」に昇格することにより対象エリアが拡大化する。今まで実施してきったことを新たなエリアにて啓発活動を行う必要があり、ボランティアの要請に至った。
「町」の際に派遣されていたJVは、学校を対象としたクリーンスクールプログラムや市場でのゴミ分別を中心に、住民への啓発活動やコンポスト推進等を行った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

フィジーの国家ごみ減量化戦略に沿い、3R推進のための取り組みを配属先スタッフと共に行う。
1.住民対象の啓発活動、キャンペーンの企画、巡回指導(野菜ごみ・剪定後の枝葉ごみの各家庭でのコンポスト化推進、分別収集への協力依頼、ポスターや地元新聞を利用した啓発活動)
2.野菜市場から排出される廃棄物の削減(大規模でのコンポスト化ならびに商品化)
3.学校における廃棄物削減啓発活動への協力(クリーンスクールプログラム)
必要に応じて、近隣の行政機関へ派遣されている環境教育JVとも連携し、上記の活動を推進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(Windows機)、コピー機、コンポスト容器

4)配属先同僚及び活動対象者

保健上席検査官・保健検査官・環境担当職員他 合計4名(20-50代男女:保健検査官がカウンターパートとなる)
活動対象は、ナンディ市商店街、野菜市場関係者、小中学校の教師ならびに生徒、ホテルなど

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・環境関連活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。