要請番号(JL10617B01)
募集終了
3代目
・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
ナウソリヘルスセンター
3)任地( ナウソリ ) JICA事務所の所在地( スバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のナウソリヘルスセンターは、産科を中心に、内科、外科、歯科など、30床弱の病床を有しており、センターのあるレワ県内の他の4つの病院/ヘルスセンターに対する中核施設でもある。ナウソリ町は首都スバのベッドタウンとして人口が増加傾向にあるが、当施設は人口に対して小規模であり、職員数は約100名である。同ヘルスセンターの現地栄養士は母子保健への関わりが深く、その他、管轄地域のコミュニティや学校への巡回指導にも携わっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年、大洋州諸国では、生活習慣病を中心とした非感染症疾患(NCD:Non-Communicable Disease)対策に取り組んでいる。フィジーでも生活習慣病が深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などのプロモーションが実施されているが、現場の栄養士人員の不足などの問題もあり、コミュニティや学校など、地域への浸透は十分行えていない。また、医療職員自身の肥満や高血圧も多く、職員の健康に対する意識にも改善の余地がある。栄養士の青年海外協力隊(JV)の派遣は2014年より初代、2016年より2代目の隊員が活動している。主に母子保健を中心とした栄養教育やNCD患者への食事指導などにあたる他、学校巡回を通じた栄養教育の支援などを行っている。NCD対策は息の長い取り組みが必要であり、JVに対する期待は高いことから、3代目の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の栄養士の一員として同僚や調理員と共に働きながら、以下の活動を行う。
1. 妊婦や乳幼児の母親を対象とした栄養改善指導を行う。
2. NCD患者を含む、外来及び入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識をアドバイスする。
3. 学校保健や公衆衛生プログラムの支援を行う。
4. 病院給食の改善をサポートする。
5. 他の栄養士JV等と情報共有を行い、効果的なNCD対策に向けて協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
体重計、身長計、血糖値測定器など
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚栄養士:女性、大卒、30代、経験10年
女性、大卒、40代、経験10年以上
調理員: 男性2名(30,40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。