【配属機関概要】

3）任地（ ランバサ町 ） JICA事務所の所在地（ スバ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ランバサ町はバヌアレブ島の中核都市で、人口は約3万人。保健局は、ごみ処理事業(ごみ収集サービス及び廃棄物処分場の管理など)の他、飲食店や市場の衛生管理業務等を担当している。市役所の年間予算は約1.2億円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

JICAは同国への技プロ「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(フェーズⅠ)」を実施し(2011年から2016年)、廃棄物管理戦略への支援を行った。また、ランバサ町の廃棄物処分場もSPREPの支援にて2013年に整備されたが、更なる廃棄物の削減とリサイクルの促進等を町民と共に進めていく目的で、草の根レベルの活動が期待できるボランティアの要請に至った。現在活動している隊員は、環境意識の啓発(クリーンスクールプログラム)および生ごみを利用したコンポストや3Rの普及などの啓発活動を行っている。廃棄物削減への取り組みをさらに活性化するため、前任者に引き続いて活動を行うボランティアの要請に至った。
なお、フィジー国内の地方自治体に環境教育隊員が複数名派遣中であることから、知見を共有しつつフィジーにおける廃棄物の減量を目指す。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

フィジーの国家廃棄物減量化戦略に沿い、3R推進のための以下の活動を配属先スタッフと協働で行う。
1.3Rの啓発活動、キャンペーンの企画、巡回指導(ホームコンポストの推進、分別収集への協力依頼、広報活動等)
2..野菜市場から排出される廃棄物の削減(コンポスト化と商品化へ向けた提言)
3.小中学校における3R推進のための啓発活動(クリーンスクールプログラム)
4.配属先スタッフへの廃棄物低減に向けた意識改善への支援
必要に応じて、他の地方自治体へ派遣されている環境教育の青年海外協力隊(JV)とも連携し上記の活動を推進する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンポスト・マシン、執務机 、コピー機

4）配属先同僚及び活動対象者

保健課長 1人(男性、40歳)、
保健課検査官 1人 (男性、50代)
管理スタッフ 1(男性、30代)
市場長 1人 (男性、40代)
市場管理人(男性、20代)
作業員 20人(男性、20-50代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・環境関連活動や啓発活動等の経験

【地域概況】

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
英語レベルC以上もしくはBレベル程度が望ましい。