2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10618B03)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

国家食糧栄養センター

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は保健省管轄のセンターであり、1982年に設立された。主な業務として、1.国内の食品栄養調査 2.食品栄養に関する政府関連機関への助言 3.フィジー栄養行動計画の実施(2016~2020年) 4.住民に対する食生活の教育など課題に取り組んでいる。配属先は、国民の食生活・栄養問題に取り組む中核機関として位置づけられており、各地域の栄養士や地域の看護師等を通じた、栄養政策の実施・浸透を司っている。配属先の年間予算は約2,500万円。職員の数は14名。栄養士JV(2017-1)が活動している他、WHO(世界保健機関)の支援や米国ピースコーの派遣を受けた実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大洋州諸国では、主に生活習慣病を対象とした非感染症疾患(NCD(Non-Communicable Diseases))対策に取り組んでいる。フィジーでも生活習慣病が深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などの啓発活動が進められている。こうした動きへの支援の一環として、現在、4名の栄養士JVが各地の保健局や病院等で活動しているが、本件はその内、首都の中核機関への派遣である。配属先は栄養に関するリサーチの実施やガイドラインの立案・実施浸透等を中心とした活動を行っており、現在活動中のJVもこうした業務へのアドバイスを行う他、小学校での栄養教育の向上、配属先が行う各種啓発活動の支援などにも取り組んでいる。配属先では、こうした活動の他、食の安全性の向上や学校の売店等での健康的な食の提供の推進などに取り組みたいとしており、引き続きJICAボランティアの支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先は幅広く栄養政策に取り組んでおり、ボランティアが貢献できる可能性も様々であるが、特に以下の活動を行うことが期待されている。
1.安全で健康的な食の推進に向けた活動を支援する。食品の適切な保存方法の考案や普及等の他、病院や一般家庭での野菜自給促進に関するアドバイスができればなおよい。
2.啓発活動に使用するツール作成補助。
3.配属先が行う様々なプロモーションイベントの実施・運営をサポートする。
4.配属先敷地内のモデル菜園で実施する野菜栽培への指導・助言等。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的な事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者:女性、修士、40代
同僚栄養士:女性 大卒、30代~40代 2名
男性 大卒、20代 1名
その他: 事務官、運転手等
※一部の職員は、日本での研修経験あり

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的知識が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
JICAの大洋州地域生活習慣病対策プロジェクトとの情報交換を通じた活動が行われる可能性がある。