要請番号(JL10618B09)
募集終了
3代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治・住宅・環境省
2)配属機関名(日本語)
ラミ町役場
3)任地( ラミ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.4 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同町は、スバ市の西に隣接したベッドタウンで、1977年に町として発足、人口は約3万人弱の海辺の町である。ボランティアが配属される町役場は他の地方行政機関に比しても小規模で、少ないスタッフにて、ごみ処理事業、飲食店やスーパーマーケット等の公衆衛生業務を行っているほか、建築部門や町民に関係する事務処理などを行っている。同町の保健・環境対応の予算は12万ドル(約12百万円)となっており、現在2017年度2次隊の環境教育JVが活動中である
【要請概要】
1)要請理由・背景
同町から排出される廃棄物は20km程離れたナンボロ処分場(スバ市などと共有)へ運搬して埋立処分を行っているが、廃棄物の量が年々増加しており削減への対策が必至となっている。現在環境教育隊員がクリーンスクールプログラムで地域の学校を巡回しているほか、コンポストの確立に向けて取り組んでいる。また、分別回収の確立化も目指しているが、当該の知識があり対応できる職員がいないため、ボランティアのサポートによる促進・定着に向けた取り組みが必要となっている。これらの更なる廃棄物削減の取り組みを目指して、今回の要請に至った。また、JICAはフィジーをはじめとする大洋州各国を対象とした「大洋州廃棄物管理改善プロジェクトフェーズ2」による廃棄物減量化の技術協力プロジェクトを実施しており、情報共有をはじめとする連携した活動も期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
廃棄物管理戦略に沿い、3R推進のための以下の活動を、地域住民を巻き込ながら配属先スタッフと共に行う。
1.地域関係者(野菜市場関係者、商店や関連業者)対象の3R啓発活動、キャンペーンの企画、巡回指導(分別収集への協力依頼、広報活動等)
2.野菜市場から排出される廃棄物の削減(コンポスト化と商品化への支援)、現場スタッフに対してごみの分別回収、コンポストについての助言を行う。分別回収にいたってはリサイクルも視点に入れた取り組みを行う。
3.小中学校や一般市民を対象とした3R推進のための啓発活動の協力(クリーンスクールプログラム等)
4.近隣の行政機関へ派遣されている環境教育JVや、JICAプロジェクトとも連携し、上記の活動を推進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務機器(パソコン、プリンター等)
4)配属先同僚及び活動対象者
保健検査官兼町長(30代・女性)・環境担当職員他 合計16名(20~50代男女:保健検査官がカウンターパートとなる予定)
活動対象は、町内小売業・民間企業、野菜市場関係者、小中学校の教師ならびに生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。