要請番号(JL10618B11)
募集終了
3代目
・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治・住宅・環境省
2)配属機関名(日本語)
ナンディ町役場保健課
3)任地( ナンディ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2018年内に「町」から「市」に昇格予定のナンディは、人口約2万人弱から3万人規模になる見込みである。フィジー第1の国際空港を有し、観光客の往来が絶えない同地域を所轄する配属先は、ごみ処理事業(ごみ収集サービス及び廃棄物違法投棄の取り締まり、廃棄物の削減)の他、飲食店や市場の衛生管理業務を担当している。町役場の年間予算は約2.6百万ドル。保健課の予算は約40万ドル(約40百万円)であるが、市に昇格する際は更に増える見込みである。ナンディ町の時は3代にわたるJVを派遣しており、フィジーをはじめとする大洋州各国を対象とした廃棄物減量化のJICAプロジェクトとの連携も行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
市街地から排出されるほとんどの廃棄物は収集されたのち、30キロ程離れた隣のラウトカ市が管理する最終処分場に埋め立てられている。回収コストならびに輸送費が財政を大きく圧迫しており、保健課の予算の半分以上を占めているため、廃棄物減量化・資源化促進の取り組みを実施しており、資源ゴミの分別収集や野菜市場や家庭規模のコンポストの普及に取り組んでいる。また、2018年内に現在の「町」から「市」へ昇格すると同時に、ナンディの管轄対象エリアが拡大することにより、さらなる啓発活動の展開が期待されてボランティアの要請に至った。
また、JICAはフィジーをはじめとする大洋州各国を対象とした「大洋州廃棄物管理改善プロジェクトフェーズ2」による廃棄物減量化の技術協力プロジェクトが実施されており、情報共有をはじめとする連携した活動も期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
フィジーの国家ごみ減量化戦略に沿い、3R推進のための取り組みを配属先スタッフと共に行う。
1.住民対象の啓発活動、キャンペーンの企画、巡回指導(野菜ごみ等の各家庭でのコンポスト化推進、分別収集への協力依頼、ポスターや地元新聞を利用した啓発活動)
2.野菜市場から排出される廃棄物の削減(市場で出る野菜ごみ等のコンポスト化ならびに商品化)
3.学校における廃棄物削減啓発活動への協力(クリーンスクールプログラム)
必要に応じて、近隣の行政機関へ派遣されている環境教育JVとも連携し、上記の活動を推進する。
4.近隣の行政機関へ派遣されている環境教育JVや、JICAプロジェクトとも連携し、上記の活動を推進する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(Windows機)、コピー機、コンポスト容器
4)配属先同僚及び活動対象者
保健上席検査官・保健検査官・環境担当職員他 合計4名(20~50代男女:保健検査官がカウンターパートとなる)
活動対象は、ナンディ市商店街、野菜市場関係者、小中学校の教師ならびに生徒、ホテルなど
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。