要請番号(JL10618B14)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
フィジー卓球協会
3)任地( スバ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+徒歩 で 約 0.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジー卓球協会はフィジー国内における卓球の普及と競技力向上を目標に活動しており、予算は教育・青年・スポーツ省から6000ドルをナショナルチームの活動費用として得ている他は各種ファンドレイジングで賄っている。協会の歴史は48年、中国系フィジー人を中心に構成されている。ナショナルチームの競技レベルは徐々に向上してきており、2004年に行われた南大洋州選手権では優勝者が出たり、また、2006年にはリオ・オリンピックにも出場した。協会の地方支部を立ち上げるなど協会としても地道に発展している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
卓球協会はフィジーの卓球人口1000人を目標に、ナショナルチーム運営の他、小学校における体育の授業での巡回指導、子供を対象にした卓球教室、企業対抗戦などを実施している。前任者は活動の前半、主にナショナルチームの指導に携わり、後半から小学校の巡回指導を軌道にのせ、また協会地方支部の立ち上げにも関わった。小学校における巡回指導への要望は増加してきており、子供達に早い段階で卓球というスポーツに触れさせる機会を与えることが求められている。また、フィジーでは運動の機会も限られており、国内の卓球大会等を実施することにより、年齢・性別・体格を問わずあらゆる層にスポーツの機会を与えるという効果もあり、それらを継続させるため後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
フィジー卓球協会のディベロップメントオフィサーとして下記のような活動を実施する。
①週に2回から3回、地元の卓球中級レベルの指導者と共に放課後の子供達を対象とした卓球教室の指導
②体育の授業の一環としてスバ市内の小学校を巡回し、卓球の基礎を指導すると共に卓球を通じた心身の成長を促す
③恒例的行事として成長しつつある企業対抗戦や国内の卓球大会の運営・アレンジの補佐
④国際大会選手強化については、2020年の東京オリンピックや4年毎に近隣諸国の参加で開催される「南太平洋スポーツ大会」、において功績をおさめられるよう、代表選手への指導を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
卓球協会会長の勤務先のコンピュータ等一般事務機器、卓球の練習に必要な機材一式(卓球台、ラケット、ボール)、国内外大会用資機材
4)配属先同僚及び活動対象者
卓球協会会長(中国系フィジアン男性:40代、コーチ兼選手、競技歴16年以上)
協会役員メンバー(会長、副会長、秘書、会計、財務)
運営役員(4名)
中級レベルの協会指導員
初級者レベルの小学生、教師、コミュニティの人たち(8歳~19歳、30人~50人)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:活動上不可欠
[参考情報]:
・選手育成経験や全国大会以上の入賞経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
英語レベルC以上もしくはBレベル程度が望ましい。