要請番号(JL10618B15)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方・島嶼沿海開発・国家災害管理省
2)配属機関名(日本語)
北部地区弁務官事務所
3)任地( ランバサ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィジーは、4つの地区(北部・中部・西部・東部)に区分されており、フィジー政府の開発計画に則り、地方村落開発のための政策、計画の策定及び事業の実施を行う。具体的には北部地区の道路整備や農業支援等の地方及び沿海地域の開発プログラムの実施、災害対策および復興活動、地区の人口や商業権の管理他の行政サービスの提供などを行っている。配属先である当事務所は、バヌアレブ島やタベウニなど北部島しょ部を管轄、該当地域にある3県の行政も統括している。当事務所の年間予算額は約30万ドル。同事務所には土木職種JVの派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
大洋州地域は地震や津波、サイクロンといった自然災害が頻発しており、また、気候変動の影響により豪雨被害の深刻化などが予想されており、フィジーも同様に自然災害の影響を受ける可能性は高い。特に開発が進んでいない村落地方部においては、どのような被害が発生するのか、そのためにはどのように備えを行い、更にはどのようなインフラ整備をしなければいけないかなど未知の要素が大きい。このような状況下、同地区管内における河川の氾濫や高潮による浸水による影響など自然災害を抑えることを目的に、当地域行政官に向け、具体的な災害対策への提言を行うことができるようボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
地方や離島など、宿泊先の設備が整っていないなど厳しい地域への出張の可能性もある。
1.北部地域管轄エリアを配属先同僚等と共に巡回を行い、どのような災害リスクがあるかなど現状分析・問題点の抽出。
2.災害時対応計画の改善のためのワークショップの開催を支援し、関係者による対応計画の理解促進を図る。
3.村落住民や学校に対する防災教育の啓発活動を促進・普及する。
4.プロジェクトの形成から実施までの管理指導を同僚スタッフに行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、事務用品一式、関連資材等
4)配属先同僚及び活動対象者
北部地域事務所弁務官 50代男性
行政官等 30~40代
村落住民等ステークホルダー
全職員数約50名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:出張先での安全対策のため
[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務の性質上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。