要請番号(JL10618B16)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性・こども・貧困削減省
2)配属機関名(日本語)
ゴールデンエージホーム
3)任地( ラウトカ市ナタンブア ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+徒歩 で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は保健省管轄の高齢者介護福祉施設(老人ホーム)。1960年にナタンブア老人ホームとして設立され、2009年に現在の名称に変更された。主に60歳以上の高齢者を入居対象としており、また30代や高齢の障害者も含まれている。フィジー国内では首都スバと地方ランバサにも同様の施設が存在する。ナタンブアヘルスセンターを併設しており、ヘルスセンターには医師1名、看護師2名も勤務している。配属先年間予算は約750万円。他国ドナーやNGO団体なども資金援助・運営に協力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジー国において高齢者の人口増加に伴い、社会福祉や介護に関して需要は高まっているものの、介護福祉士やホームヘルパーなどの資格を取得する制度はなく、介護知識も浸透していない。高齢者を家族が自宅で介護することが通常であるが、老人ホームにおいては、看護師や無資格の職員が専門知識が不足しているまま介護を行っている。保健省は高齢化社会問題に取り組み、老人ホームでの介護予防の正しい知識を高齢者本人および現地職員に指導することは重要と捉え、JICAボランティアの要請に至った。入居している寝たきりや障害、認知症のある高齢者の日常生活自立支援活動が求められている。活動対象者は入居者とホーム職員であるが、医学的リハビリテーションが重要視される傾向にあるため、可能であれば地域リハビリテーションの概念を拡大できるよう、地域住民や団体、家族の理解と協力を得られる活動ができると良い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に、以下の活動を行う。
1.入居者に対し食事、排泄、着替え、シャワー、移動などの日常生活活動(ADL)に対応する援助を行い、同僚に対しても介助方法を指導する。
2.介護予防のための高齢者へのレクリエーション、行事を企画し実施する。アクティビティのスケジュール作成、計画、立案、実施を同僚と共に行う。
3.入居者の車椅子の駆動や、歩行器、手すりを使っての移動など、日常生活内での運動機能向上のためのリハビリテーションをサポートする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
車椅子、歩行器など
4)配属先同僚及び活動対象者
社会福祉管理員:男性 40代
同僚スタッフ:男性、女性7名
キッチン、清掃スタッフ:6~7名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
(社会福祉士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導が必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。
英語レベルC以上もしくはBレベル程度が望ましい。