要請番号(JL10620A09)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス
2)配属機関名(日本語)
シンガトカ病院
3)任地( シンガトカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のシンガトカ病院は、一般外来、専門外来、小児疾患外来、各種診療科、栄養科(栄養科、厨房)、薬局、管理事務所を有しており、病床数74床で、シンガトカで一番大きな公立病院である。病院の職員総数は約150名。日本の援助としては、過去に看護師、理学療法士隊員の派遣実績があり、現在栄養士隊員が活動しており、草の根無償資金協力事業では救急車や医療廃棄物の処分施設などの実績がある。海外からの援助としては、オーストラリアによる資金援助や米国平和部隊による協力実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジー政府は生活の質の向上に繋がる質の高い医療サービスの提供に取り組んでいる。2012年にフィジー保健省が独自で5S-KAIZEN-TQMのアプローチを導入し看護人材へのトレーニング等の取組を実施しているが、当該知識の不足、人材面のリソース不足やモチベーションの低下等の課題を抱えている。そのためJICAは2019年から「5S-KAIZEN-TQMによる保健サービスの質の向上プロジェクト」を実施し、病院マネージメント強化への協力を行っている。JICA海外協力隊による質改善チームへの支援として実施体制構築と持続性の確保への支援が期待され、今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先のナショナルTQMファシリテーターの一員として、院内のパイロット部署のスタッフと協働で、以下の活動に取り組む
1.パイロット部署において5S活動-整理・整頓・清掃・清潔・躾の定着による業務活動の改善支援を行う
2.院内研修への支援を行う
3.院内のモニタリング評価への支援を行う
4.病院の5S-KAIZEN-TQMチームの定期的な会合や院内における啓発活動への支援を行う
5.他の同職種隊員と情報共有を行い、効果的な5S-KAIZEN-TQMの機能強化や持続的な活動対策に向けて協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マニュアル、啓発資料、執務机、コピー機、他一般執務用具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 医師(男性、40代)※C/P、一般・専門外来医2名(女性、30代-40代))、助産師(女性、40代)、栄養士(女性、40代)、臨床検査技師(女性、30代)、理学療法士(女性、40代)、病院長(男性、40代)
活動対象者::一般・専門外来スタッフ、産婦人科スタッフ他院内スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・病院等での勤務経験
・医療保健の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
※配属先から提供される住居に、同性のJV等と2人もしくは3人で同居になる。