要請番号(JL10919B01)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
KGV/EBS高等学校
3)任地( 南タラワ・ビケニベウ地区 ) JICA事務所の所在地( バイリキ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国の国立高校の一つであり、日本の高校1年から大学1年に相当する教養課程が実施されている。1922年に男子校KGVとして設立、1965年に女子校EBSと統合された。全校生徒約750名、教師数58名。当国の名門校であり、卒業生の多くはキリバスの政官財界にて活躍している。1998年に日本の無償資金協力にて校舎の改築と機材供与が実施されたほか、2006年に台湾政府からコンピュータが供与された。また、2009~2013年にかけて短期隊員(PCインストラクター)が計4名派遣され、2016~2018年にかけては長期のPCインストラクター隊員が1名派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在コンピュータルームには30台のPCが設置されており、約100名の生徒を対象とした実習授業を行われている。卒業後の就職及び進学に際しては、PCに関する基礎知識・技術を有していることが求められるため、実践的な授業・実習を実施することが喫緊の課題となっている。一方、キリバスではIT人材が不足していると言われており、配属先においても教員のPCに関する知識・技術レベルは高いとは言えない状況である。また、PCの保守管理能力も有していないことから、頻繁に不具合が発生しており、生徒が十分なPCスキルを習得するには至っていない。このような背景から、PCインストラクター隊員の派遣要請に至った。当該隊員にはPC授業による生徒の知識・技術レベルの向上を図るほか、教材の開発や同僚教員に対する能力強化・育成、各種機器の保守管理にかかる指導が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教員と協力し、以下の活動を行う。
1. コンピュータクラスを選択している約100名の生徒を対象としたPCに関する基本知識・技術(ワード、エクセル、パワーポイント等)の習得支援。
2. 授業で使用するテキストや副教材等の開発。
3. 同僚教師のPC授業改善およびPC知識・技術レベルの向上支援。
4. コンピュータルーム内に設置されているPCの保守・管理に関する指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ室のPC(OSはWindows7、アプリケーションはMS Office2010)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
PC授業担当教師3名
(男性1名・40代・実務経験10年以上、女性2名・30代・実務経験3~4年)
活動対象者:
コンピュータクラスを選択する生徒約100名(今後、増員される予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚教師の多くが大卒のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教師へ指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他の同性隊員又は他国ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになるため、赴任後の現地語学訓練にて学習する。