2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10919B04)
募集終了

国名
キリバス
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2
学校での啓発活動 コンポスト作り 有機野菜を販売する小規模マーケット

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

ベシオ町役場社会開発課

3)任地( 南タラワ・ベシオ地区 ) JICA事務所の所在地( バイリキ地区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のベシオ町役場は人口約18,000人のベシオ地区を管轄する行政機関。条例執行課、土地計画課、財務課、産業促進課、廃棄物管理課、社会開発課等から構成される。職員数は約80名、年間予算は約7千万円。2019年4月現在、NZの支援により、廃棄物管理能力向上を目的とした協力が実施されている。また、2011~2016年にかけてJICA技術協力事業「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISM)」が実施されたほか、2019年には外務省草の根無償資金協力事業により、ごみ収集車が寄贈された。さらに、2018年1月より内務省に配属されている環境教育隊員が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

キリバスの首都である南タラワでは、近年人口の増加とともに日常生活で排出される廃棄物の処理が重要な課題となっている。特にベシオ地区はキリバス唯一の港町であり、約18,000人が居住していると言われており、国内で最も人口密度が高いエリアである。そのため、人口過密地域に特有の廃棄物処理問題を抱えており、ベシオ町役場は廃棄物の減量化に取り組んでいる。また、2018年1月より、内務省地方自治局都市管理課に配属されている環境教育隊員がベシオ町役場にてコンポスト作りおよび有機野菜の栽培促進に従事し、ベシオ町役場の取り組みを後押ししている。しかしながら、ベシオ町役場の職員は廃棄物削減について十分な知見を有しているとは言い難く、また地域住民の廃棄物処理問題に関する認識も高くはないことから、環境教育隊員の派遣要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ベシオ町役場社会開発課の同僚とともに以下の活動を実施する。

1. ベシオ地区のコミュニティ・学校・青年グループに対する廃棄物削減に関する啓発活動の実施および教材の開発
2. ベシオ町役場の菜園および有機野菜栽培の活性化および地域住民に対する紹介
3. 廃棄物分別およびコンポスト作り・有機野菜栽培に関する巡回指導
4. ベシオ町役場廃棄物管理課、環境省および関連機関等との連携による廃棄物削減キャンペーン等の企画・実施
5. その他、配属先が依頼する業務

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンポスト作り・野菜栽培のための道具

4)配属先同僚及び活動対象者

・町長(50代、女性)
・書記(40代、男性)
・社会開発課職員3名(男性1名・女性2名、30代、実務経験5年以上)
・廃棄物管理課職員1名(女性1名、30代、実務経験10年)
・廃棄物収集員10名(男性、20~40代)
・地域住民・学校関係者等多数

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:地域住民への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は他の同性隊員又は他国ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになるため、赴任後の現地語学訓練にて学習する。