【配属機関概要】

3）任地（ マジュロ環礁ローラ地区 ） JICA事務所の所在地（ マジュロ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マジュロ環礁西部には、マジュロ環礁にある8校の公立小学校の内、ローラ小学校とウォジャ小学校、アジャルタケ小学校の3校がある。各小学校とも幼稚園～8年生(5～14歳)までの生徒が通学している。ローラ小学校は生徒数約500名で、各学年のクラス数は2～3クラス、1クラスは20～40名、教員数は25名となっている。ローラ小学校の近隣に存するウォジャ小学校は、生徒数220名、各学年1クラス、1クラスは16名～30名、教員は16名である。アジャルタケ小学校も同規模である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同国の子供達の学力低迷は深刻な問題であり、初等教育での算数の理解不足がその後の中・高等教育における数学不振に大きく影響している。本問題の原因の一つは現地教師の基礎学力の低さと、教授方法などの技術力不足にある。ボランティアは教師の養成とともに児童の算数学力向上を支援するよう協力が求められており、教師に対し指導法を伝える活動が中心となっている。ただし、必要に応じて算数クラスを担当する場合もある。ボランティアには、ローラ小学校を基盤としつつもマジュロ環礁内西部のウォジャ、アジャルタケ小学校などへ巡回しての活動も期待される。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ローラ小学校を中心にウォジャ、アジャルタケ小学校の教員に対して助言や指導力向上に協力する。
具体的には以下の内容。
・教材を通して、教員の学力向上を目指す。
・教育省が実施する現地教師向け研修会(オープンクラス)に参加し、教授手法改善への提案、支援活動をることもある。
・特に3年生の九九の定着のための工夫を、カウンターパートや他の小学校教育JVらと共に検討・実践していく。
・現地教員・小学校教育JVと協力して100%ゴールテストを定期的に実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

輪転機、プロジェクター、パソコン(windows7)、児童用コンピューター、プリンター、スピーカー、マイク

4）配属先同僚及び活動対象者

【ローラ小学校】
校長、女性、50代、副校長 男性 40代
教員 男性12名(20～60代) 女性12名(20～60代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・数学指導経験があれば望ましい

【地域概況】

【特記事項】