2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11218B05)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

クワジェリン環礁政府

2)配属機関名(日本語)

公共事業部

3)任地( クワジェリン環礁イバイ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

クワジェリン環礁政府公共事業部は、クワジェリン環礁内の廃棄物管理や土木、建設などの計画策定・施工管理、また関連する重機の維持管理などを行っている。イバイの収集処理対象人口は、同環礁内イバイ島~グジュグ島までの約15,000人である。収集は月曜から土曜に実施し、収集したごみは処分場に一括廃棄されている。CDL(飲料容器デポジット制度)の開始に伴い、イバイでも有価物の分別を開始し、近い将来、リサイクルセンターを建設予定。また、分別の促進の方法や適切な処分場、重機などの管理なども課題となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動の中心となるイバイはマーシャル国内で最も人口稠密な第2の都市で、廃棄物の適正処理、3Rの推進が急務となっている。しかし、ごみ問題に対する住民の意識は高くなく、廃棄物の定期収集が行われているにもかかわらず海洋等への投棄が行われている。また、人口増加率も高く、廃棄物は増加の一途をたどっており、適切な収集と廃棄は必須である。ごみ処分場は面積が広く投棄が容易なため、住民にとって現状は問題ないように感じられるが、将来を見越して現時点から処分場の適正管理を実施していくことが求められている。比較的事業予算は潤沢にあるものの、適切な予算執行、報告などにも課題を抱えている。そのため、配属先同僚や上司とともに、日常的な活動からごみ処理計画の円滑な実施にかかる全般的な支援を求めて要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

①廃棄物処理業務のコーディネーターとして上司を補佐し、同僚とともに廃棄物管理業務に従事する。 ②3Rの推進、特にCDL(飲料容器デポジット制度)を活用した、飲料容器の効率的回収とリサイクル事業を連動させ、廃棄物の減量を推進する。③処分場の改善、新施設建設などについて、J-PRISMⅡの専門家などとも連絡をとりながら、持続的な計画となるよう配属先の計画立案、業務実施をサポートする。 ④環境局(RMI-EPA)及び教育省(PSS)等と協力し、ごみの減量化・3Rの促進、分別収集等の住民への啓発活動を推進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

インターネット回線(有線・無線LAN)、事務机、プリンタ

4)配属先同僚及び活動対象者

1.公共事業局次長50代男性
2.公共事業局総務担当者30代女性
3.廃棄物処分場現場職員、収集職員 30-60代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:計画策定・実施が求められている

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】