2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11219B01)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健福祉省

2)配属機関名(日本語)

クワジェリン生活改善協会(KDC)
NGO

3)任地( クワジェリン環礁イバイ ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、糖尿病罹患当事者や糖尿病で家族を亡くした者達が、住民の糖尿病からの脱却を目指し、2010年に設立した市民団体である。正職員2名の他、イバイ病院医療従事者や地域有力者等、多くの現地人ボランティアにより運営されている。保健省に協力し、スクリーニング検査による実態調査や健康増進のための教育活動を行う。地域と密着したスクリーニングによる高い調査率が評価され、2018年からは新たに保健省から癌患者の実態調査・検査への支援を求められている。年間予算約6万米ドルであり、その大半は米国疾病予防管理センター(CDC)や世界保健機関(WHO)からの支援による。

【要請概要】

1)要請理由・背景

イバイ島は、約9000人が住む人口密度の高い地域である。糖尿病患者は、成人の3分の1といわれ、肺炎や敗血症など糖尿病に関連した疾患の患者も多い。住民は罹患後に病院へ治療・検査に行くが、発症前に受診し検査をすることが少ないため、病院で予防啓発を行うことが難しい。配属先は、学校や女性グループ、教会といった地域コミュニティと連携することで、スクリーニングによる早期発見・予防の啓発活動を行っている。健康増進のために行う住民向け講習会では、栄養指導・家庭菜園方法の指導・ライフスタイルの提案を行っている。またスポーツイベントの企画・運営なども行っている。スクリーニング検査、講習会やイベント実施においては、イバイ病院の医師や看護師の協力を得て運営されている。同病院で活動中の栄養士隊員とも緩やかに連携した活動が期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚や地元ボランティアと連携し、地域住民の健康づくりを目的とした以下の活動を行う。
1.住民の生活習慣、食生活、健康診断を受けないことの理由などについて調査し背景を理解する。
2.学校や女性グループ、教会等を中心としたイバイ住民に対して食育や運動活動を実施する。
3.地域住民向けライフスタイル講習、スポーツなど、健康増進に関連するイベントを手伝う。
4.可能であれば、家庭菜園、料理デモ、健康増進に関連する教育活動の企画・実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、キッチン

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
調整員(女性/40代/元教員)
ライフスタイル講師(女性/30代)
ライフスタイル講師(男性/60代/クワジェリン環礁公益事業勤務)
ライフスタイル講師(男性/30代/イバイ病院勤務)
活動対象者:クワジェリン環礁住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:教員等との協働があるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・生活改善アプローチの知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

24時間の長時間停電はないものの、数時間の停電は週2度程あり、断水も少なくない。
イバイ島で手に入る生活物資の種類は限られ、首都マジュロ隊員と比べると生活環境は厳しい。