要請番号(JL11219B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内閣官房長官室
2)配属機関名(日本語)
環境保護局クワジェリン環礁支部
3)任地( クワジェリン環礁イバイ ) JICA事務所の所在地( マジュロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境保護局は、環境保護と環境問題の取り組み機関として1984年に設立された機関である。環境啓発に関する活動、海水・飲料水の水質検査、海洋資源の管理等を主な事業として、国内の環境保護全般を担当している。配属先であるクワジェリン支部の職員数は、現在4名であるが、首都マジュロにある本部から出張者が来ることもある。イバイ島では、小学校教育隊員が活動中であり、また環礁内の廃棄物処理実施機関である地方自治体から廃棄物処理職種隊員が要請されている。年間予算は保護局全体で約240万米ドルである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
クワジェリン環礁は、人口約11,400名が暮らす国内で2番目に人口の多い環礁であり、その約半数が18歳未満の子供である。子供の割合が高いため、環境保護活動では、教育機関へ向けた啓発活動が重要である。しかし配属先は人員が少なく、環境教育経験のある人材を見つけることも難しいため、啓発活動は順調に進められていない。そのため、環境教育に関するキャンペーンや啓発活動を実施できる隊員の募集がなされた。教育機関や住民団体とネットワークを築きながら、自ら企画し実施できる人物が求められている。また、首都マジュロでは飲料容器デポジット制度によるアルミ缶やペットボトルのリサイクルが開始されており、今後、イバイにおいても実施予定である。隊員には、廃棄物処理の実施機関である地方自治体や同機関配属の隊員と協力し、リサイクル施行にあたる住民への周知やリサイクル意識向上への支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚や地域住民・教員と協力して以下の活動を行う。
・月2-3回程度、小・中学校等の教育機関を訪問し環境教育を実施する。
・ゴミの分別方法の紹介や3R(Reuse,Reduce,Recycle)の指導など、地域住民や教員向けにワークショップを開催する。
・飲料容器デポジット制度によるリサイクルの施行を補助し、住民のリサイクル意識向上を図る。
・その他、環境啓発に関連するイベントを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、プリンター、プロジェクター、コピー機
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
部長(30代後半/男性/修士/同部署勤務経験2年)
水質調査担当(30代後半/男性/高卒/勤務経験2年)
他スタッフ2名(30代/男女/高卒/勤務経験数カ月-2年)
※啓発活動担当者を求人中である。
活動対象者:クワジェリン環礁住民、児童・生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:同僚や協働する教員とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・環境関連活動、企画・運営などの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
24時間の長時間停電はないものの、数時間の停電は週2度程あり、断水も少なくない。
イバイ島で手に入る生活物資の種類は限られ、首都マジュロ隊員と比べると生活環境は厳しい。