2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11219B06)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

アジャルタケ小学校

3)任地( マジュロ環礁アジャルタケ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アジャルタケ小学校は、首都マジュロ環礁内にある9つの公立小学校の一つである。幼稚園から8年生(4-14歳)まで約240名の児童・生徒が在籍している。幼稚園2クラス、他各学年1クラスの小規模な学校規模であり、総職員21名のうち教職員は15名である。校長はJICA研修事業にて、初等理数科教授法を学んだ経験がある。年間予算は13,000米ドルである。日本の草の根無償資金協力によりスクールバスが供与されている。協力隊やWorld Teachボランティアの受入れ経験がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マーシャルの子供の学力低迷は、深刻な問題であり、原因の一つとして算数科目における現地教員の基礎学力の低さと、技術力不足があげられる。また理科科目においては、理科室はなく、教材がないに等しい状況であり、教員の知識も高くないため、教科書を覚えるだけの授業となっている。校長は、2015年にJICAの初等理数科教授法研修に参加しており、日本の教授法を取り入れたいという希望があり、本要請に至った。主な活動対象者は、4・5・6学年の授業が重要と認識しており、そこを主対象とした支援が求められている。配属先での活動を軸にしつつ、任期後半には、可能な範囲で教育省が実施するワークショップへの協力や、他の小学校教育隊員との緩やかな連携も期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

アジャルタケ小学校の児童・生徒の算数と理科教育にかかる学力向上を目標に以下の活動を行う。
1.同僚教員の授業運営を支援し、授業のフィードバックを行う。
2.算数・理科教育教授法に関し助言を行い同僚教員の指導力向上を図る。
3.その他、配属先が求める業務を行う。
4.同僚や他校派遣の小学校教育隊員と連携し、教育省が行う教員向けワークショップ等への協力も期待される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

職員室(個人用デスクなし)、共有パソコン10台、プリンター2台、プロジェクター1台
※共有パソコンは台数が多くないため可能であれば自身のパソコンがあると良い。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 校長(女性/30代/大卒/校長歴5年)
同僚教員約15名(多くが20-30代/短大卒)
※現地教員はクラス担当制である。
※学士取得のため、大学通学しながら勤務している同僚も多い。
活動対象者:主に4-6学年教員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導のため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同地域は生活物資確保が難しく、家の選択肢もないためホームステイの可能性もある。同国他隊員と比べると生活環境は厳しい。ネット、水道(井戸・雨水)、電気は、あるものの常に良好な状態であるとは言い難い。