要請番号(JL11219B07)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ訓練省
2)配属機関名(日本語)
NGO マーシャル・カヌー(WAM)
NGO
3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先(以下WAM)は、伝統カヌー製作を土台に、若者支援プログラムを行うNGOである。学校中退者、職につけない若者等を対象に、平均19歳の約25名が所属し、木工作業や英数教育、職業実習といった生活や就職に繋がる技術習得訓練を受講する。メインプログラムは、3月からの約半年間であるが、その他にも学校のない小島の若者支援やイベントも行う。組織名WAMは、マーシャル語でマーシャル・カヌーという意味である。環礁内外の往来に使われていたカヌーは、人々にとって誇りであり、その伝統文化を活用したプログラムを実施する。年間予算約17万ドル。日本の草の根無償資金協力やアジア開発銀行の援助を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
木工作業訓練は、3名のトレーナーにより実施されている。現場経験から技術を習得してきたトレーナーは、教育課程で技術指導を学んだ経験はないため、修復や製作実習は行うものの、整ったカリキュラムはなく、場当たり的な実習作業となっている。また製作製品の販売も行うが、完成度の高い製品は少ない。当地で取れるココナッツ材を使った製作をしたいものの、加工が難しい素材であり活用しきれていない状況である。隊員には、トレーナーと協力し訓練生への技術指導を進める過程で、木材加工技法、道具の正しい使用方法やメンテナンス方法を伝えること、また現地木材の特徴を活かした木工作業と木工製品製作を支援することが求められている。配属長には、日本人の仕事を見せることで、訓練生やトレーナーの視野を広げ、仕事への取組み姿勢や責任感を学ばせたいという狙いもある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.訓練学期中は、トレーナーと共に訓練生を対象に木工作業や製品製作を指導する。
2.ココナッツなどの現地木材を利用した木工製作を発案し、トレーナーや訓練生に指導し訓練プログラムにする。
3.日々の作業を通し、木材加工に係わる基礎的知識と技術をトレーナーに伝える。
4.配属先が実施する行事やイベント(卒業式や祭典など)の運営に協力する。
5.可能であれば、彫刻についてアドバイスする。
6.上記の活動を通して、製作製品の質向上に貢献することも期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
万力、ドリル、鉋、のみ等の手工具及び電動まる鋸、電動まる鋸盤、ボール盤、チェーンソー(主に米国輸入の洋式道具)
4)配属先同僚及び活動対象者
施設長(男性/40代)
訓練生25-40名(男女/17-25歳)
同僚1:主任トレーナー(男性/30代/同施設卒業生/彫刻・大工知識あり)
同僚2:航海術・カヌー作成担当者(男性/50代/高校卒業/航海やカヌー製作技術あり)
同僚3:トレーナー(男性/40代/高校卒業/基礎的な大工知識あり)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な知識技術が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
NGOウェブサイト http://www.canoesmarshallislands.com/