要請番号(JL11516B06)
募集終了
4代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ポンペイ州教育局
2)配属機関名(日本語)
コロニア小学校
3)任地( ポンペイ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州の中心地にある大規模校である。幼児教育部及び6~14歳の1~8年生(日本の中学2年生に相当)の生徒約700名が通学、47名の教職員が勤務している。各学年は3クラスあり、1クラスの生徒数は約20~25名。いずれの学年も学級担任制で、学級担任がポンペイ語(国語)、英語、算数/数学、理科、社会の5教科を教えている。学期は、8月末開始・6月終了の4学期制。同校の年間予算は、約40万米ドル(4,900万円)。これまでに、米国ピースコー(英語担当)の受入れ実績がある。また、アジア開発銀行による算数・言語能力向上のための技術協力プロジェクトの実施対象校であった(2013-2015)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、生徒の算数の基礎学力の低さが顕著であり、教員の指導能力の改善が課題となっている。JICAは、各州の複数の学校へ小学校教育隊員を派遣。隊員は、配属校での低中学年を対象とした授業活動に加えて、配属先による任地の実状に合わせた研修会等の実施を支援し、生徒の算数の基礎知識と技能定着及び教員の指導能力向上を図っている。前任者は、主に第2、5学年を担当し、授業での教具・教材の活用を率先して示し、生徒に対する反復学習の実践、教員の補佐を通じ、教員の指導力、生徒の学力向上に努めている。任地には、2015年12月現在、小学校教育隊員3名が、情報共有や学校相互訪問等の緩やかな連携のもとに活動中である。同校には、これまでの隊員の協力によって指導力が向上した教員や、指導法の習得に関心のある教員が在籍するが、現地教員のみで指導力向上のための取組みを継続することは難しく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と共に、低中学年の算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上を図る。
2.同僚教員と共に、低中学年の算数について、より良い指導方法(教材や授業計画の作成・活用を含む)を実践し、教員の指導能力の向上を図る。
3.配属先の主体性や活動の継続性に留意し、同僚教員、同任地の隊員、教育局担当者他と協働し、授業研究会や研修会等を企画・実施し、教員の指導能力の向上を図る。
※ 隊員が担当する学年やクラス(数)は、赴任時期や赴任時の配属校の状況(教員の配置状況等)に合わせて、隊員と配属校の協議に基づいて決定される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、教具、インターネット環境あり(職員室のみ)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性、50歳代、大学卒)、副校長(男性、30歳代、修士課程修了)
小学校教員:29名(男性8名、女性21名、いずれも30~40歳代が多い)
(29名のうち、修士課程修了1名、大学卒5名、短大卒10名)
特別支援担当教員:3名/幼児教育担当職員:11名
図書担当職員:1名
運転手:1名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導、助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(ポンペイ語)を学習する。現地語を学習し、習得することは、協力活動や日常生活を行う上で必須である。隊員の住居は、教員住宅等がないため、ホームスティになる。