要請番号(JL11518B02)
募集終了
3代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ポンペイ州政府 保健局
2)配属機関名(日本語)
ポンペイ州立病院
3)任地( ポンペイ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の総合病院は、州内の診療所からの紹介患者、入院患者及び救急患者に対する医療サービスの提供を行っている。病床数96床、医師・歯科医師23名、看護師64名を始めとする医療専門スタッフと運営管理を行う事務や機材の保守管理を行うスタッフが勤務している。年間予算は、保健業務を行う部署も含めた局全体で約600万米ドル、医薬品の調達予算は約600千米ドル。過去には2011年まで薬剤師シニアボランティアが2名派遣されていた。病院運営管理シニアボランティアが(2019年10月まで)活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ポンペイ州立病院の薬局では、外来患者・救急救命患者・退院患者・歯科患者・NCD診療所・妊産婦診療所・他の私立診療所および公衆診療所から来る患者にサービスを提供している。現在薬剤師1名、薬剤師助手2名、薬局助手2名で運営しており、1日平均190件(最大約300件)の処方箋を扱っている。また、医薬品の調達、病棟・診療所などへの配布も担っている。当国は薬剤師が少なく(国内は短期大学しかなく医歯薬学部希望者は国外の大学に進学)、薬学に対する知識・経験が十分ではない。そのため現在は外国人薬剤師が薬局運営を担っている。医薬品の適正使用および安心・安全な医薬品の提供は優先問題であり、質と安全性を高めるための薬局業務の改善は急務であることから、職員の育成・薬学情報の更新・調達などを支援するボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 正しい薬学知識(医薬品の有効性と安全性、小児患者への適切投与量など)の教育および薬局運営の改善指導
2. 医師、薬剤師、薬剤助手等を対象に医薬品教育講習を実施し、最近の病気の傾向および治療ガイドラインの情報・知識情報を提供する
3. 患者に医薬品についての説明を行い、患者の医薬品への理解を向上させる
4. 信頼性の高い医薬品調達先および在庫管理の改善について助言
5. 病棟回診において、投与量の確認・薬物副作用および禁忌を避けるために患者のカルテを見直し、医師に考慮すべき注意事項を助言する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
業務用コンピューター、机・椅子など執務用事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
薬剤師1名(男性:20代後半、病院勤務経験4年、大卒)カウンターパート(C/P)予定
薬剤師助手(Pharmacist Technician)2名
薬局助手2名(Pharmacy Assistant 高卒)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:C/Pと同等
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながらの共同生活)をしながら活動する。現地語(ポンペイ語)の研修も実施予定。