2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11518B04)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ポンペイ州公衆衛生局

2)配属機関名(日本語)

ポンペイ州公衆衛生局 公衆衛生部門 NCD(生活習慣病)プログラム

3)任地( ポンペイ州 コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州 コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ポンペイ州公衆衛生局公衆衛生部門は、結核、予防接種、ハンセン病など9つのプログラムに分かれており、配属先はそのうちの一つ「NCD(生活習慣病)プログラム」を所掌している。当プログラムでは生活習慣病の知識を啓発する健康教育や生活習慣病の早期発見や予防を促進するための事業を担っている。ポンペイ州公衆衛生局全体での年間予算は今年度(2018年度)7,792,141米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ポンペイ州において生活習慣病は大きな社会問題となっている。輸入食品中心の食生活、白米、缶詰の肉や魚、ジュースなどの過剰摂取が由来しており、ポンペイ州の成人の約6割は肥満ないし過体重である。また、生後間もなく母乳ではない人工栄養で育てられた大きな赤ちゃんも問題となっている。当地には食生活に対するガイドラインはなく、州民に対する栄養教育、教育教材も十分ではない。しかしながら最近、州内全5地域のうち4地域においてコミュニティの集まりやイベントにおいて、健康を害する恐れのある食品の提供をやめる取り決めがされたり、生活習慣病検査、学校における栄養教育もはじめられたりしている。これらの自発的取組の維持と推進には、運営する職員自身が、栄養に関するより深い知識と方法を学びたいとの願いから、指導並びに支援を担うボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

おもに下記の活動を通して、NCDプログラムを支援していきます。
1.州民の食生活(栄養)に関するガイドラインの策定。
2.栄養教育に使用する教材の開発。
3.公衆衛生局をはじめとする関係者に対する、栄養教育研修、セミナー等の開催。
4.州民への栄養教育と、健康に留意した「食」を正しく選択するための教育と啓発活動。
5.連邦政府のNCDプロジェクトとの共働活動。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務用パソコン、机・椅子などの執務用事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚7名(男性1人 女性6人 20歳代~50歳代)
・初期医療主任代行 (女性)
・プログラムコーディネーター(カウンターパート 女性 20歳代)
・公衆衛生部看護師スーパーバイザー (女性) ・NCD看護師 (女性)
・ヘルスアシスタント(男性)
・データエントリー(女性) ・経理(女性)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の意向を考慮

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた知見が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながらの共同生活)をしながら活動する。現地語(ポンペイ語)の研修も実施予定。