2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11518B09)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミクロネシア短期大学

2)配属機関名(日本語)

ポンペイキャンパス 普及啓発局

3)任地( ポンペイ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるミクロネシア短期大学の普及啓発局では、アメリカ農務省から助成金を受け、ポンペイ市民を対象とした農業部門、家畜飼育部門、水産業部門、栄養部門のプロジェクトを実施している。これまで、2名のJICA栄養士ボランティアがそれぞれ2013年10月から2年、2016年7月から2年活動していた。2018年の年間予算は、188,000ドル(約2,000万円)。そのうち、50,000ドル(約500万円)がポンペイ州政府からの助成金で、それ以外はアメリカ農務省からの助成金である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ポンペイ州では人々が炭水化物に偏った食生活、生活習慣病の問題を抱えている。これらの問題を解決するため、配属先の栄養部門は児童・生徒、また市民への啓発活動を実施している。具体的には、食事バランス、野菜や果物摂取の大切さ、食品表示ラベルの読み方、食品衛生、BMIの測定、運動指導、料理実演などが組み込まれたプログラムを1セット(5~6回の訪問)として学校やコミュニティを巡回指導している。1セット終了後、1~2か月後にフォローアップ訪問をし、継続できていない団体には再度指導を行うことで、対象者がプログラムの内容を十分理解し、実践し、それが習慣化することを目標としているが、なかなか習慣化までには至っていない。このプログラムを通じて、対象者の習慣化までを促すようなマニュアルやパンフレットなどの作成が求められ、今回のボランティア要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚と共に学校やコミュニティを訪問し栄養教育を行う。
2. 巡回指導で使う指導教材(食の安全・安心、食事バランス、健康的な生活習慣などについて)を準備する。
3. 巡回先で対象者のBMI測定を行い、健康体重に対する住民の意識向上を促す。
4. レシピ集のブックレットを作成するために、同僚たちの持つレシピの文書化や可視化を行う。

ポンペイ島内だけでなく、ポンペイ州全体での栄養改善活動が求められるため、離島を訪問することもある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、いす、PC、プリンター、巡回指導で使用する調理機器や調子家電、カセットコンロ

4)配属先同僚及び活動対象者

栄養部門同僚 2名: 女性50代 経験15年、女性30代 経験5年
その他 コーディネーター1名、農業部門6名、水産部門1名、リサーチャー1名、アシスタント1名、の同僚がいる。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:栄養学関連であればよい

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため

[参考情報]:

 ・コミュニティでの経験があるとなお良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながらの共同生活)をしながら活動する。生活使用言語は、英語が一般的だが、現地語(ポンペイ語)の研修も実施予定。