要請番号(JL11519B01)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ヤップ州教育局
2)配属機関名(日本語)
マープ小学校
3)任地( ヤップ州マープ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州の中心地から車で約30分の村落部にある小規模校である。2018年度は、6~14歳の1~8年生(日本の中学2年生に相当)の生徒29名が通学し、7名の教職員が勤務している。学年毎の生徒数は、1~8名で、2018年度は、3・4学年、5・6学年、7・8学年は複式学級で編成されている。学級担任制で、英語、算数、理科、文化、体育の5教科を教えている。学期は、8月末開始、6月終了の4学期制。同校の年間予算は、約6.1万米ドル(約680万円)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、生徒の算数の基礎学力の低さが顕著であり、教員の指導能力の改善が課題となっている。JICAは、各州の複数の学校へ小学校教育隊員を派遣。隊員は、配属校での低中学年を対象とした授業活動に加えて、任地の実状に合わせた研修会等を実施し、児童の算数の基礎知識と技能定着及び教員の指導能力向上を図っている。マープ小学校では、現地の教員が、隊員から算数の指導方法を学び、NMCTと呼ばれる全国学力調査の得点の向上が期待されている。現在のマープ小学校のNMCTのスコアは全国平均以下であるため、基本的な四則演算や分数について計算技能の向上
に力を入れている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と共に、低中学年の算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上を図る。
2.同僚教員と共に、低中学年の算数について、より良い指導方法(教材や授業計画の作成・活用を含む)を実践し、教員の指導能力の向上を図る。
3.配属先の主体性や活動の継続性に留意し、同僚教員、同任地の隊員、教育局担当者他と協働し、授業研究会や研修会等を企画・実施する。また、現職教員の指導力の向上を図る活動を実施する可能性もある。
※ 隊員が担当する学年やクラス(数)は、赴任時期や赴任時の配属校の状況(教員の配置状況等)に合わせて、隊員と配属校の協議に基づいて決定される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、教具等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 男性
同僚教員は平均35歳程度、
(カウンターパートを想定している教員は、経験年数20年の50代女性で3・4年生の複式学級の担任)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が必要
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先周辺はアパートがないため、ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながらの共同生活)をしながら活動する。現地語(ヤップ語)の研修も実施予定。