要請番号(JL11519B03)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ポンペイ州教育局
2)配属機関名(日本語)
ネッチ小学校
3)任地( ポンペイ州ネッチ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1~8年生(日本の中学2年生までに相当、6-15歳)の児童生徒約837名・教職員約48名が在籍する大規模公立小学校である。学校年度は8月中旬から翌5月下旬まで。同小学校からは、3名の教員がJICAの青年研修に参加した実績がある。(2年生担当1名、6年生担当1名、7年生担当1名) 2015年7月より初代小学校教育隊員が活動し、2018年7月からは2代目のボランティアも低学年を中心に活動している。任期は、2020年3月まで。ボランティアは、現地教員とともに、成績優秀者を対象とした音楽クラブと図工クラブも担当している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、生徒の算数の基礎学力の低さが顕著であり、教員の指導能力の改善が課題となっている。ボランティアは、配属校での低中学年を対象とした授業補助に加えて、研修会等の実施を支援し、生徒の算数の基礎知識と技能定着及び教員の指導能力向上を図っている。ネッチ小学校では、学年に1人教科担当がおり、その教科担当が授業計画を作成し、それに基づき、授業を進めるスタイルを取っている。教科担当以外の教員が、その強化への理解が浅く、授業計画があってもボランティアの手助けを必要としている。また、ポンペイ州では、教育局にSVを派遣し、3校の小学校へ小学校教育海外協力隊員を派遣中であり、必要に応じて、ボランティアが協働し、各学校での授業研究などの研修会を行っている。今後もポンペイ州に複数名の教育関連のボランティアを派遣し、ポンペイ州の算数の基礎学力向上を図っていきたいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と共に、低中学年の算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上を図る。
2.同僚教員と共に、低中学年の算数について、より良い指導方法(教材や授業計画の作成・活用を含む)を実践し、教員の
能力の向上を図る。
3.課外活動としての、放課後に行う音楽と図工クラブの運営
4.同僚教員、同任地の隊員、教育局担当者他と協働し、授業研究会や研修会等を企画・実施し、教員の指導能力の向上を図る。 ※ 隊員が担当する学年やクラス(数)は、赴任時期や赴任時の配属校の状況(教員の配置状況等)に合わせて、隊員と配属校の協議に基づいて決定される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、コピー機、スキャナー、ラミネーター
4)配属先同僚及び活動対象者
教職員48名
校長50代1名、副校長40代1名、クラス担任35名、教員補佐3名、特別支援教員3名、技術員2名、図書館司書1名、バスドライバー2名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:指導的な立場になるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への指導、助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
基本的にアパートでの一人暮らしとなるが、ホームステイ先が確保可能な場合は、ホームステイも可能。現地語(ポンペイ語語)の研修を現地にて30時間実施予定。