2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12417A09)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
H133 感染症・エイズ対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

西ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

キンベ総合病院

3)任地( 西ニューブリテン州キンベ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、内科、外科、小児科、産婦人科、歯科、臨床検査室、理学療法科、感染症対策科等を有し、入院施設(約100床)も備えた西シューブリテン州最大の総合州立病院である。同州政府保健局の管轄下にあり、1950年に州都であるキンべに設立以来、州内住民に対する医療サービス提供の拠点として機能している。当病院には、これまで臨床検査技師、薬剤師、理学療法士JVを派遣した実績がある他、2016年12月現在、理学療法士JV、感染症・エイズ対策JVが活動中である。年間予算は約1億円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

西ニューブリテン地区は結核、マラリア、エイズ、フィラリアといった感染症の浸淫地域である。世界保健機構(WHO)は、蚊を感染源として拡大が深刻化しているフィラリア撲滅を掲げており、西ニューブリテン州はそのパイロット地域として指定されている。この流れを受けて、WHOとパプアニューギニア政府保健省から、JICAに対し技術協力要望書が提出され、JICAによるフィラリア対策に係る技術協力プロジェクトの実施が2017年に合意される見込みとなっている。配属先においては、テストキット・薬剤配布を含めた啓発活動の促進が必要となるが、人材不足も課題も浮き彫りになっており、JVによる支援が要請された。これに加え、マラリア、HIV/エイズに対する予防啓発の強化も課題となっており、これについても協力が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.外来患者/入院患者や地域住民に対する感染症(マラリア、HIV/エイズ、フィラリア)防止啓発活動
2.フィラリア症撲滅に向けたテストキット・薬剤の配布の支援
3.フィラリア症撲滅に向けた地域データ収集の支援
4.フィラリア対策推進のためのアドボカシー活動の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

FTS(フィラリア検査キット)、フィラリア駆逐薬剤、業務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

感染管理スタッフ 男性 1名 40代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:基礎的な知識は必要

[経験]:(社会経験)3年以上 備考:経験に基づく活動

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は他のJVと同居となる可能性がある。