2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12417B03)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ニューアイルランド州政府

2)配属機関名(日本語)

ケビエン市役所

3)任地( ニューアイルランド州ケビエン ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はパプアニューギニア本島の北に浮かぶ人口20万人程度の島であるニューアイルランド州の州都ケビエン市の市役所。同市は人口約1万7千人程度の小さな市である。職員数23名、年間予算1億4千万円程度。財政課、地域開発課、社会保健課等5つの課からなり、市民に対する行政サービス全般の提供、開発計画の策定、各種事業の運営管理を行っている。青年海外協力隊(JV)配属先となる社会保健課は、保健関連事業に加え市内のゴミ収集・処理事業を担っており、パッカー車も導入するなど同国としては比較的良好な事業運営がなされていると言えるが、環境教育の取組は一切行われていない。外国の援助は特に無し。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大洋州の国々では地理的条件や社会的背景から適切な廃棄物処理が困難な場合が多く、生活様式の近代化に伴う量の増加も相まって、海洋や陸域などの観光・産業資源、および人々の公衆衛生に深刻な影響が出ている。JICAはこの問題解決をめざし、2011-2016年の期間、同国を含む大洋州11か国において、大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(JPRISM)を実施した。同国では、首都市役所をプロジェクト対象とし、ごみ処理施設・運営の改善、ごみ収集の改善、市役所職員の能力向上に取組み、成果につながったことから、2017年からプロジェクト対象を全国を管轄する環境省とし、JPIRSMフェーズ2を開始予定。この背景の中、配属先は、環境担当職員がフィジーで開催されたJPRISMの会議に出席する等環境問題に取組む意欲はあるものの、具体的取組経験が無いため、JVの支援を受け本格的な取組みを開始したい意向がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の保健環境担当職員とともに以下の活動を実施予定
1. 配属先のゴミ収集・処理事業を改善するための提案を行い、具体的改善に取り組む(現状ゴミの分別は全く実施されて
いない)。
2. 環境教育教材や啓発/広報ツールの制作を行う。
3. 学校等教育機関の児童・生徒や地域住民に対し、環境保全意識の啓発活動を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

タウンマネージャー(事務方の長):50代男性
社会保健課担当職員:20代女性 大卒 経験4年

市役所総職員数は23名(正規職員7名、臨時職員16名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は他のJVと同居となる可能性がある。