【配属機関概要】

3）任地（ 東ニューブリテン州ラバウル ） JICA事務所の所在地（ ポートモレスビー ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、一般外科、内科、整形外科、小児科、精神科、耳鼻科、眼科、産婦人科、泌尿器科、歯科、理学療法科、放射線科を有する東ニューブリテン州最大の州立病院。医師約20人、看護師約150人、ベッド数約200床。年間予算は約6億5千万円。1993年に日本の無償資金協力により外来病棟が建設させるなど、日本との関わりは深い。
同配属先では、2008年から2014年まで3代にわたり同職種の青年海外協力隊員(以下JV)が派遣されていた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

パプアニューギニアは、理学療法士の資格が認可されてまだ10年足らずと歴史が浅く、支援の余地が大きい分野である。
そのため、同国の理学療法士の技術・知識は低く、JVにはワークショップを定期開催し、同国理学療法士や医療従事者のリハビリテーション知識・技術の向上支援が求められている。
同病院は、同国の基幹病院の一つであり、同配属先でも、年間に多数の理学療法士学生を受け入れている。現在まで同配属先には、3代にわたり理学療法士JVが派遣されていたものの、未だに同理学療法部門の運営基盤は不安定であることから、引き続き配属先の基盤強化のため、JVによる協力が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.入院患者及び外来患者への理学療法などの日常業務を行う。
2.近隣コミュニティーへの定期的な訪問リハビリを行う。
3.院内外でワークショップを行うことにより、理学療法士、医療従事者の知識・技術の向上を図る。
4.理学療法士実習生へ指導を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ベッド、平行棒、ミラー、ゴニオメーター、体重計

4）配属先同僚及び活動対象者

所属長:30代男性。経験年数は5年。
看護師:理学療法部門での勤務経験は3年。
理学療法実習生

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居は他のJVと同居となる可能性がある。