要請番号(JL12419B06)
募集終了
1代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ミルンベイ州政府
2)配属機関名(日本語)
ミルンベイ州立 アロタウ病院
3)任地( ミルンベイ州アロタウ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はパプアニューギニア本島の東端に位置するミルンベイ州の州都アロタウにあり、外科、内科、婦人科、小児科、歯科、理学療法科、臨床検査室、レントゲン室、薬局などがあり、入院施設(約160床)備えた州最大の総合州立病院である。年間予算は約12億円、総職員数約300人。オーストラリアに本部を置くカトリック教会系の医療/社会福祉のコンサルティング会社からアドバイザーの派遣を受け、病院の運営管理体制の整備、強化を行っている。現在活動中のJVは、理学療法士JV、薬剤師JVである。また、同病院を管轄する保健局では感染症・エイズ対策JVが活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
パプアニューギニアは理学療法の歴史が浅く有資格者が少ないが、配属先の理学療法科は有資格者3名、実習生(年に数回10週間実習生が配属される)と、比較的人材が揃っている。配属先では、さらなる理学療法サービスの質の向上を目指し、主に各種症例に対する知識・経験に乏しい若手職員に対し、進んだ理学療法技術を身に着けた人材による技術的支援を期待して、引続き要請に至った。また、同僚となる理学療法科長は、ミルンベイ州の障害者協会の会長を務めているため、全国理学療法士協会制度構築(会議等の参加)や、州の障害者支援事業への協力、院外の障害者に対する理学療法サービスの提供も期待されている。一方、理学療法自体に対する院内関係者の認知度も不十分なため、JVの活動により、関係者の理学療法の重要性に対する理解促進への期待も大きい。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と相談の上、以下の活動を行う。
1. 外来患者、入院患者及び院外患者に対する理学療法の実施支援
2. 同僚への技術的助言を通した同僚の能力向上支援
3. 障害者支援事業への協力
4. 訪問リハビリにおいての環境調整指導
5. 実習生指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ベッド、平行棒、車椅子、歩行器、松葉杖、T?cane、エルボークラッチ、義肢装具、ピックアップウォーカー、バランス、トレッドミル、エルゴメーター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:理学療法科長40代男性
理学療法士30代男性 2名 、義肢装具士 50代男性1名、
実習生20代男性・女性合わせて約5名(年に数回10週間の実習)
活動対象者:主に成人患者(主な疾患:脳卒中、脊椎損傷、小児、呼吸器疾患、脳性麻痺等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他のJVと同居となる可能性がある。