要請番号(JL12419B16)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ニューアイルランド州政府
2)配属機関名(日本語)
ターゲット・スポーツ・NGO
NGO
3)任地( ニューアイルランド州ケビエン ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ニューアイルランド州政府のコミュニティ開発局傘下のNGO。代表者はパプアニューギニアの元サッカー代表メンバーであり、サッカーを中心に青年育成を図ってきた組織である。2014年にコミュニティ開発局に赴任したコミュニティ開発JV(青年海外協力隊)により、地域の青年、女性を主な対象に空手指導が開始されたことに伴い、同代表が、空手の実践が地域住民の健全な心身の育成に非常に効果的であることを強く認識し、空手の普及に本格的に取組み始めている。年間予算35万円程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ニューアイルランド州は、ポートモレスビーから北東に800km離れた赤道に近く、複数の島からなる島しょ州。豊富な水産資源を擁し、1977年に日本政府が国立水産大学の建設を支援した他、一時期、日本の水産会社が缶詰工場を運営しており、対日感情は良い。2016年まで活動していたコミュニティ開発JV(松濤館二段)が、心身ともに健全な青少年の育成、家庭内暴力の被害を受けやすい女性や子供等の弱者支援を目的に空手の指導を始めたところ、これが高く評価され、日本の伝統文化でもある空手の更なる普及と選手育成が求められた。なお、NGO代表者自身も空手の実践を通して自らの心身が鍛錬されていることを実感している他、指導対象者の中から2016年度の空手世界大会に参加する人材も出るなど、空手推進に取組む意欲は高い。2016年には現地に道場も設立され、松濤館空手道創設者の直門道場(征空館空手道会)より支部認定も受けている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 地域を巡回し、初心者や女性に対して、基本、型の指導を行い、健全な心身の育成を図る
2. ケビエンの道場生やPNG代表選手に対し、基本、型、組手をはじめとする競技としての空手道の普及を図る
3. 松濤館空手道創設者の直門道場(征空館空手道会)より支部認定され、本部公認の昇級審査を取り入れていることから、同本部との連携を図る
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場(道場生から提供された土地に地域住民の協力を得て建設され2016年6月に完成)
その他の巡回指導は、教会の所有地や地域住民の集まり易い場所で実施している。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先代表:50代男性・元サッカーPNG代表
空手指導上の同僚:10代男性(空手歴3年程度)
部員数約30名(中高・体育レベル)
代表チーム(部活・一般レベル)
8歳~18歳青少年(初心者レベル)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:実演指導が必要となるため
[参考情報]:
・+松濤館3段以上
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語は、ピジン語である。