2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12419B18)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
D228 冷凍機器・空調
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家漁業公社

2)配属機関名(日本語)

国立水産大学

3)任地( ニューアイルランド州ケビエン ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国家漁業公社の傘下にあり、漁業及び海洋資源管理全般に係る人材育成と能力向上を担う同国で唯一の水産大学。大学であるが、学位取得のための機関では無く、漁業従事者に必要な資格が取得できる機関である。1977年に日本の無償資金協力による支援で設立され、校舎の他、実習船や各種実習施設も備えている。年間予算は約6億円。商業漁業部門と漁獲後技術部門の2部門を有し、最短1週間-最長1年までの様々なコースが運営されており、広く水産関係者が必要とする実践的技術・知識を学ぶ機会を提供している。2016月10月まで冷凍機器職種のSVが商業漁業部門の講師として活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、漁業関係者にとって魚の鮮度保持は非常に重要な課題と認識しており、冷蔵・冷凍機器整備知識・技術を持った人材の育成は、当国の今後の漁業発展に不可欠と考えている。このため、従来から冷蔵・冷凍機器整備コースを設ける意向はあったが、コースを運営できる人材が不足しており、施設を用いた実習を行う程度に留まっていた。2015年からは、SVの支援を受け、同SVが中心となって教材の開発を行い、理論に基づいた授業と現場の実習施設を効果的に使ったコース運営ができるようになっているが、今後安定的なコース運営と更なるコース充実のためには引き続き支援が必要な状況。一方、配属先及び国内各地に、海外漁業協力財団(OFCF)から冷蔵・冷凍機器が供与されてきた背景もあり、それら機材を含めた全国の冷蔵・冷凍機器の保守管理体制強化のため、その保守管理と保守管理人材に対する技術指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.冷蔵・冷凍機器コースのカリキュラム及び教材の改善を行う。
2.冷蔵・冷凍機器コースにおける授業、実習を行う。
3.配属先冷蔵・冷凍機器、施設の修繕と管理を行う。
4.国内全土にある製氷機のメンテナンスとその技術指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

自動製氷機2台(日東製網社製NS-0.35BIU,、TS-0.35A-U, OFCFからの供与)、冷蔵庫、工具類、小型漁船1隻。

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:50代男性
同僚:40代男性(但し専門は他分野であり調整役としての同僚)
冷蔵・冷凍機器を専門とする現地人講師は現在不在であり雇用を予定。
外部臨時講師による支援も得ている。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚の教育水準と合わせる

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実習を実施する必要があるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同任地では住居に限りがあるため、他JVと同居の可能性がある。
生活使用言語は、ピジン語である。