【配属機関概要】

3）任地（ マヌス州ロレンガウ ） JICA事務所の所在地（ ポートモレスビー ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マヌス州の州都ロレンガウにある政府系の公立小学校。日本の小学3年から中学2年に相当する3学年から8学年の児童生徒を対象に基礎教育を行っている。教員数18人、児童生徒数約490人。年間予算は、約13万キナ(約450万円)。小学校教育の隊員が2020年1月まで活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同校では、特に算数・理科において十分な知識や指導経験を持った教員が不足しており、従来からの板書・暗記中心の授業に対し、計算力、思考を重視した指導への転換が求められている。算数では九九や小数・分数など児童生徒の基礎計算能力の低さが課題となっており、理数科教育の質の向上を図るため隊員の要請があげられた。前任隊員は低学年の授業を担当していたが、後任隊員に対しては、高学年(7学年から8学年)の授業を受け持つと共に、同僚教師への教科知識や指導法の助言を行うことが求められている。また、歴代隊員が作成した算数と理科の副教材の普及活動も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

校長や同僚教師の要望を聞きながら、次のような業務を行う
1.日本の中1～中2に当たる生徒に対して日本の小学生レベルの算数の授業を担当する(週20コマ程度)
2.同僚教員を対象として、教科内容、授業法などを助言・支援する

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機等一般事務用品

4）配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長1名女性50代、教頭1名女性50代、他教員16名(男性2名、女性14名、20代～50代)。理数科を専門とする教員は配属されていない。
【活動対象者】
日本の中1～中2に当たる生徒、同僚教員

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居は他の隊員と同居となる可能性がある。
生活使用言語は、ピジン語である。