2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B11)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
配属先のゴロカ市役所

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

ゴロカ市役所

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴロカ市役所は東ハイランド州の州都であり約22,000人の人口を擁するゴロカ市において各種行政サービスを提供する政府機関である。同地区に存在し、民生サービスを専門に担当する2つの分所と協力し、上水道等のインフラ整備・運営事業や市内の美化計画等を担当している。市役所全体の年間予算は約1億6,000万円で、168名の職員が従事している。2004年から2006年にかけてJICA海外協力隊の上下水道隊員が活動していたが、その後日本を含む海外からのボランティアの受け入れ実績は無い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ハイランド州は、その人口の多くが州都であるゴロカ市に集中していることもあり、市内中心部の人口密度はPNGの他地域と比較して高くなっている。同配属先の都市計画課は市内の環境改善を目的として清掃員を雇い、路上のごみ拾いや路上に吐き出されたビンロウ(噛みタバコに似た嗜好植物)の跡の清掃等を行っているが、環境教育が一般的に浸透していない当国では、路上でのごみのポイ捨てなども後を絶たず、市民の環境意識の向上が課題のひとつとされている。市が管理するごみ処分場は埋め立て場に市が収集したゴミを投棄するのみであり、その処分能力にも限界がある事から、JICA海外協力隊の支援により、草の根レベルでの環境教育や市の廃棄物処理能力を向上させるためのアドバイス等を行い、市全体の美化が推進されることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと共に以下の活動を行う。
1. 市民に対し家庭ごみ削減や衛生管理に係る啓発プログラムを計画・実施する。
2. 市民や教育機関を巻き込んだ美化活動(ごみ拾いイベントなど)を企画・運営する。
3. 市役所が管轄するエリアにおける廃棄物処理計画を見直し、運営の適正化を図る。
4. 可能であれば市役所のICT環境を整備し、エクセル等でデータベースを作成するなど各事業のDX化を図る。
※上記4は環境教育活動とは別に隊員の適性により可能であれば実施する活動であり、全てをカバーする必要はない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所執務スペース、デスク、公用車4台(隊員は運転を行いません)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
タウンマネジャー:男性、62歳、大卒
事業担当職員:男性、53歳、大卒
その他職員:男女4名、30代~50代
【活動対象者】
ゴロカ市民約22,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・環境関連活動の経験や知識

 ・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験

[参考情報]:

 ・表計算ソフトやITの知識があると尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介