2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B20)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

イアロワリ農業工業高校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都ポートモレスビーから北東約40㎞に位置する観光地「ココダトレイル」の入口にあるソゲリ村の州立高校。セカンダリースクールとして高等教育と職業訓練コース(農業、金属加工、木工、機械、観光、配管、水産、電気科)を提供している。日本の中学校3年生から高校3年生に相当する生徒(グレード9~12)が在籍しており、生徒数は約850名。教員数は約40名の中規模の高校で、年間予算は約1200万円。職業訓練コースはグレード9・10の生徒を対象に実施され、2年間のコース修了により政府認定の修了証を取得できる。2023年8月からJICA海外協力隊(2023-1 野菜栽培)が初代隊員として活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の教育現場における課題として、教室等の施設不足、教員不足および教員の指導スキルの不足がある。教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま黒板をノートに書き写し、暗記に偏った学習となっている。そのため小学校で数の概念の習得が出来ていないまま卒業し同校に入学する生徒もおり、生徒間の数学レベルの差も課題となっている。学校としては、グレード10終了時に実施される国家試験の成績向上に取り組んでおり、隊員による生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施により、生徒の数学の理解と学力の向上、さらには同僚教員の指導スキル向上が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の数学教師と分担して以下の活動を行う。
1.数学教師として、日本の中学3年生に相当する生徒(グレード9)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
3.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

チョークや黒板等の授業用備品。指導教材等は十分にない。(コピー機などはあるが、停電や故障により使えないことが多い)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性大卒
同僚教員46名20代~50代(うち数学教師は1名)
【活動対象者】
グレード9の生徒250名
(1クラス約50名、学年5クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介