2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B31)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
B301 土木
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミルンベイ州政府

2)配属機関名(日本語)

工事監督局

3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アロタウ市は首都から南東(370Km)に位置し、ミルン湾に面した州都。人口は1.2万人。配属先は州内の公共施設(建物、道路、桟橋など)の保守管理を担当しており、保守工事の進捗管理や工事後の検査、検査報告書の作成及び州や中央省庁への提出を行っている。年間予算は約6700万円。隊員の同僚となる局長は2023年JICA研修「橋梁維持管理」に参加経験がある。日本を含む海外からのボランティアの受け入れ実績はない。なお、工事監督局が入る州庁舎(別館)には、観光局、教育局、農業畜産局が入っており、それぞれの局からJICA海外協力隊の派遣要請を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は島嶼部を含めて熱帯雨林で覆われており、高い湿度やスコールによる急な増水、沿岸部の強風などにより、幹線道路や公共施設が受けるダメージは大きく、定期的な保守・点検が求められている。しかし、技術者の施行技術や工事管理能力が十分ではないため、補修工事の質が悪く、耐久性が十分ではなかったり、工期の大幅な遅れなどの課題が生じている。JICA研修に参加した配属先の局長は、隊員支援を通じて、配属先の技術者や工事に携わる関係者が日本のインフラ保守管理や工事監理、評価技術の手法を理解・習得し、質の高い保守管理が継続的に実施されることを目指して本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協働し、以下の活動を行う。
1.同僚職員や現場作業員に対し、公共建築物(道路や橋梁、建物)の施工および工事監理に関する指導・アドバイスを行う。
2.同僚職員が州や省庁に提出する工事完了検査報告書を適切に作成できるように支援を行う。
3.同僚職員や現場作業員が、建設現場にて適切な検査の実施、安全な作業環境の確保、工事管理が行えるようワークショップの実施・支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

測量機(TOPCON OS-20)、Auto CAD 2015,2017,コンピュータ、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
局長:50代 男性
同僚職員:17名 20代~50代(男性12名、女性5名)
現場作業員:103名 20代~60代(男性87名、女性16名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:同僚への指導を行うため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への指導を行うため

[参考情報]:

 ・土木に関する資格を有していると尚可

 ・検査員や作業員への指導経験があると尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。
PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介