要請番号(JL12716B04)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産省
2)配属機関名(日本語)
カスタムガーデンアソシエーション(KGA)
NGO
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
KGAは、1993年に設立され、2000年にNGO登録された農業系NGOである。持続可能な有機農業の普及、農民間のネットワーク構築、農民の収入向上を目指している。ソロモン政府(農業・畜産省)やドナーによる支援を受けながら、ソロモン国内に点在する農業系職業訓練校や農業組合、女性団体等をパートナーとし、有機農業技術の普及を行っている。年間予算は、約4千万円。豪州からの資金援助を受けており、現在、豪州ボランティアが組織運営面の支援に入っている。過去2010年~2012年にかけて、短期・長期JV(家政・村落開発普及員)が、改良かまどの普及や収入向上支援等の活動を行っていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモンの村では、現在でも自給自足で生計を立てている家族が数多く生活しており、配属先は、そういった農民の生計向上を支援するため、持続可能な有機農業技術の普及を行っている。また、現在では、地方の農村においても海外から輸入された米やヌードル等が普及し、炭水化物の過剰摂取による栄養の偏りも問題になっており、地方における野菜収穫量の向上による食生活の改善が求められている。配属先は、首都の拠点に小規模なデモンストレーションファーム(試験農地)を保有しており、キャッサバ、タロ、スイートポテト等のイモ類や、トマト、パクチョイ、ナス、キュウリ等の野菜栽培、鶏やカモの養鶏を行っており、研修員の受け入れや、地方への農業技術の普及活動を行っている。
その一連の活動において、新たな農作物の栽培や栽培方法の導入、土壌改良、病虫害対策等を共に行うボランティアの要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に、以下の活動を行う。
1. デモンストレーションファームの運営を支援する
2. 有機農業技術の改良や、同僚に対する技術指導を行う
3. 新たな農作物、農業技術を紹介する(地方の農民でも採用可能なもの)
4. 研修員に対する農業技術指導を行う
5. パートナー団体での農業技術指導を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、デスク、農具(くわ、すき、スコップ等)
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長 1名(50代男性)
・オーガニックファーミング課長 1名(30代女性、経験年数12年、農業専攻)
・その他職員 21名(20~50代、男女)
地方農民も活動対象となる
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(23~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
有機農業に関する知識、経験があると良い。
船外機付ボートによる出張の可能性あり。