要請番号(JL12716B05)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
漁業・海洋資源省
2)配属機関名(日本語)
漁業・海洋資源省沿岸漁業部水産資源管理(CBRM)課
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
漁業・海洋資源省は、漁業、海洋資源、養殖に係る調査や漁業権管理、漁業振興等を司る政府機関である。沿岸漁業部は、調査、養殖、マーケティング、水産資源管理(CBRM)課からなっており、水産資源管理課は、海洋資源保護のため、漁民やコミュニティへの海洋資源に関する啓発、技術支援等を行っている。(CBRM: Community Based Resource Management)
JICAは、漁業・海洋資源省へ専門家派遣予定。現在、マキラ州の水産センターにJV(経営管理)が派遣されており、2016年10月からはガダルカナル州政府の水産課にJV(コミュニティ開発)が派遣予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモン諸島は、世界的にも最も豊かな海洋生態系が存在すると言われる地域(コーラルトライアングル)に位置しており、サンゴ礁やマングローブ林をはじめとする豊かな海洋資源を保有している。
そのため、多くの人々が漁業関連の産業に従事しており、特に地方の村落部では、魚やその他の海産物が非常に重要な現金収入源となっている。
ところが、近年の人口増加や市場の拡大、地方村落部における現金収入の必要性の急速な拡大、気候変動等に伴い、海産物の乱獲・混獲や海洋資源の枯渇が懸念されており、持続可能な漁業開発が急務である。そのため、地域漁民の生計向上と海洋資源保全の両者の実現に繋がる活動を共に行うボランティアの要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに、自身の経験を生かしながら可能な範囲で以下の業務を行う。
(地方へ出張し、コミュニティでの啓発、研修を行うこともあり)
1. 沿岸部コミュニティに対する水産資源管理の啓蒙及び関連活動の実施支援
2. 住民の生計向上を図る活動(水産物の付加価値化、流通改善、地場産品の開発など)の提案及び実施支援
3. 上記1、2に係るモニタリング、フォローアップ
4. 漁民の漁業管理計画立案に係る技術的アドバイス
5. コミュニティでのCBRM担当者のキャパシティビルディング 等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、机、GPS、CBRM啓発教材、船外機付モーターボート
4)配属先同僚及び活動対象者
・CBRM課 職員3名(30代~50代)
※うち1名は、2016年より留学予定
・沿岸漁業部 職員総数約20名
・州水産部 職員総数約20名
コミュニティの漁民等も活動対象となる
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(23~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
船外機付ボートによる出張の可能性あり。