要請番号(JL12717A09)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・人的資源開発省
2)配属機関名(日本語)
ソロモン国立大学教育学部
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるソロモン国立大学はソロモン唯一の国立大学であり、2013年に前身の国立高等専門学院から大学に昇格した。教育学部では、幼稚園教諭、小学校教諭、および中高校教諭免許が取得可能であり、約500名の学生が在籍している。大学には、教育学部以外に、看護学部、水産学部などがある。
ソロモン諸島では、体育教育が必須科目ではないため、専門の課程はないが、幼稚園教諭及び小学校教諭過程の全学生及び中高校教諭過程の副専攻として体育を選択した学生に対して、体育の授業が行われている。過去に2代JVを派遣、2016年末現在は、近隣の中高校に派遣されている体育JVが週1回巡回している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモン諸島では体育は必須科目ではなく体育の授業のない学校が多いが、スポーツはさかんで、課外活動としてのサッカーやバレーボールなどがほとんどの学校で実施されている。
多くの学校で、体育設備・用具が不足しており、授業としての体育を実践するのは難しい現状であり、副専攻で体育を受講した学生が教員として学校へ配属後に体育授業を実践することが少ない。そこで、副専攻の学生に対し、より体育教育の価値と実践しやすい体育指導法の教授が必要なことから本要請に至った。同配属先には、過去3代の体育隊員が巡回先もしくは配属先として体育指導を行っている。現在、近隣の学校に体育JVが配属されており、同大学の授業を手伝っている。また、同大学水産学部の敷地内で水泳指導が行われており、水泳指導にも力を入れたいと考えている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
体育科講師と共に働きながら、以下の活動を行う。
1. 学生への授業を実施する(担当分野・授業数は赴任後に配属先と協議の上決定する)。
2. 学生の教育実習のカウンセリングを行う。
3. 現職教員向けワークショップの開催に係るアドバイスをする。
4. 時間に余裕があれば、近郊の初等・中等学校で体育の授業を担当する。
5. 同大学水産学部の敷地で行われている水泳指導を行う。
各学校単位で派遣されている教育系のJV(特に体育JV)と連携した活動も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスク、コンピューター(インターネット接続あり)、グラウンド、雨天競技場、サッカーボール・バレーボール・バスケットボールのボール、野球道具、陸上用具
4)配属先同僚及び活動対象者
体育科所属講師1名(50代男性)
生徒約500名(20-50代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教員(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:他の講師への指導を含むため
[参考情報]:
・水泳競技経験 3年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)