要請番号(JL12717A14)
募集終了
3代目
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
森林・研究省
2)配属機関名(日本語)
森林・研究省 森林開発・植林課ムンダ事務所
3)任地( ムンダ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の森林研究省の地方事務所は、「森林開発課」および「森林事業課」の2部門で構成されている(種子管理センターも兼ねる)。林業はソロモン国における重要な産業の一つであり、輸出額は全体の50%を超えている。同国の林業の形態は伐採企業による天然林伐採が主であり、伐採権のライセンス料や木材輸出にかかる税金が国家財源の重要な役割を担っている。一方で、天然林伐採後の植林を法律で義務化しておらず、2020年代に天然林が枯渇すると推測されている。森林研究省では林業の産業維持および村落住民の現金収入の確保を目的として村落造林を推進している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウェスタン州では、2000年頃に政府助成金によって村落での造林地拡大が行われてきた。しかし、造林後の管理(枝打ち・間伐)は不十分であり、所有者は木材販売による収入を得ることができない状況にある。このため、ボランティアはウェスタン州ムンダ事務所を赴任地とし、「造林地所有者に対する管理指導」および「山元から製材加工販売まで一貫した地域材の供給・加工システムの形成」に寄与することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主に以下の内容について、可能な範囲での協力が期待されている。
1.村落の造林地における適正な管理の促進
2.住民への造林の意義と技術の啓蒙
3.GIS(Geographic Information System:地理情報システム)を利用した造林地の情報管理
4.事務所スタッフの管理システム定着(PC指導)、マネジメント能力強化
5.林業行政計画を本省(ホニアラ事務所)と策定、伐出方法の確立
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
車両、ボート(コミュニティ巡回用)、植林機材、GISソフト、執務室
4)配属先同僚及び活動対象者
所長兼植林課長(1名50代)
植林課職員(4名・40-50代)
事業課長(1名・40代)
事業課職員(2名・30-40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:業務遂行上必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な内容の指導に必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(23~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
林学もしくは生態学、植物学等それに準ずる学部卒であれば好ましい。