2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12717B04)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

ブアラ病院

3)任地( イザベル州ブアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ブアラ病院はイザベル州の州都に位置する拠点病院であり、州内の地域診療所など、小規模医療施設の中核となっている。主要業務は、入院病棟・外来病棟における医療サービス、産前産後健診実施、巡回診療、保健調査実施、州内の診療所からの移送および重篤患者の国立中央病院への移送などである。また、エリアヘルスセンターも併設しており、地域のヘルスプロモーション活動にも取り組んでいる。総ベッド数は44床、入院中の患者は10-20名程度のことが多い。老朽化が著しい建物もある一方、日本の草の根・人間の安全保障無償資金協力によって建てられた建物もある。2017年現在、外国人の専門家・ボランティアはいない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ソロモンの看護師は、医師のいない現場を任されることもあり、医師の代行業務を務めるなど医療行為の経験は比較的豊富である。一方、衛生観念、整理整頓や適正な記録のつけ方などに課題があり、院内感染に対する対策も十分ではない。ブアラ病院でもこうした点が大きな課題となっており、支援が必要とされている。同病院には、90年代に看護師・保健師の青年海外協力隊(JV)が派遣された後、2007年以降2013年まで3名の看護師JVが活動を行い、それぞれが院内環境の向上や病院食の改善、地域ヘルスプロモーションの支援など、各種課題に取り組んできたが、その後しばらく年月が経ち、継続的な活動を通じて成果の定着を図るため、あらためて看護師JVの要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

感染対策プログラムの看護師と協力し、以下の活動に従事する。
1. 院内感染予防に向けた啓発プログラムの立案と実施。(院内看護師のほかに患者や患者家族、州内の診療所も対象)
2. 医療器具の適切な使用・管理について指導する。
3. 5Sの普及を継続する。
4. 業務に余裕がある場合には、ヘルスセンターの実施する地域ヘルスプロモーション活動を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

滅菌器等、一般的な医療器具。

4)配属先同僚及び活動対象者

・医師 1名(女性)
・看護師長 1名(女性)
・看護師(外来担当 4名、病棟担当 17名、地域ヘルス担当 2名)
・その他、一般職員、清掃担当者など
・患者およびその家族(外来患者 60名/日、新規入院患者 3名/日)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた提案が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。