要請番号(JL12717B16)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
漁業・海洋資源省
2)配属機関名(日本語)
漁業・海洋資源省沿岸漁業部養殖課
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
漁業・海洋資源省は、漁業、海洋資源、養殖に係る調査や漁業権管理、漁業振興等を司る政府機関である。沿岸漁業部は、調査、養殖、マーケティング、水産資源管理課からなっており、養殖課は、海藻の養殖指導、ティラピア及びナマコの増養殖試験等を行っている。また、公益財団法人海外漁業協力財団(OFCF)と「ナマコ資源管理プロジェクト」を行っている。さらに増養殖に力を入れるため、課から部への昇格も予定されている。
JICAは、漁業・海洋資源省へ海洋資源管理に係る専門家派遣しており、2017年度2次隊で同省水産資源管理課に地域漁民の生計向上と海洋資源保全に取り組む水産開発隊員が赴任予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ソロモン諸島は、世界的にも最も豊かな海洋生態系が存在すると言われる地域(コーラルトライアングル)に位置しており、サンゴ礁やマングローブ林をはじめとする豊かな海洋資源を保有している。
そのため、多くの人々が漁業関連の産業に従事しており、特に地方の村落部では、魚やその他の海産物が非常に重要な現金収入源となっている。
漁業・海洋資源省では、増養殖に力を入れており、OFCFと共に「ナマコ資源管理プロジェクト」が進行中である。現在のプロジェクト担当職員は、担当になってからまだ1年半のため、まだ指導助言が必要である。2017年度からは、職員も増員されるため、ナマコの管理をともに行いながら、2名のカウンターパート(同僚)の技術の共有および助言を行う人材が必要であることからボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.ナマコの種苗生産試験に関する技術的課題を明らかにする。
2.カウンターパートに対し、ナマコ種苗生産試験の実施に関する助言を行う。
3.親ナマコの採取及び移送に関する技術的支援を行う(ホニアラから船外機船で約3時間の海域で行う)。
種苗生産は、試験段階であるがコミュニティベースで行える資源管理実施に向けた取り組みへの支援・協力も可能であれば行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ナマコ養殖設備、モーターボート、オフィス(机・椅子)、
4)配属先同僚及び活動対象者
養殖課ナマコ担当職員(1名。2017年より新たに新規職員1名配属予定)
沿岸漁業部職員総数約20名
※OFCFより日本人の水産専門員が派遣されており、ナマコ養殖に関する助言を行っている。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)理系 備考:専門性が必要なため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
海洋生物に関する知識があると好ましい。
ボートによる出張があるため、体力がある人が好ましい。