要請番号(JL12717B17)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
国立公衆衛生試験所
3)任地( ホニアラ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
オーストラリアの援助により2008年に建設され、EUの援助により分析機器が供与されている。血清学部門・化学部門・微生物部門から構成されており、国内全土からの試料分析を業務内容としている。通常は、環境中の汚染物質の分析、食品の衛生管理(輸出食品を含む)、感染症等の公衆衛生のモニタリングである。配属先の予算は7.5万ソロモンドル(約120万円)。2010年から、化学部門へのJICAボランティア(職種:水質検査)派遣が始まり、JV(青年海外協力隊)2名、短期派遣SV(シニア海外ボランティア)1名が活動した。2016年9月からは、食品衛生のSVが活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
過去のボランティアは化学部門に配属され、各分析法の指導、ホニアラ市やガダルカナル州における水質モニタリング、地方州での水質に関するセミナーを実施した。しかし、試験所に求められているその他の分析、モニタリングについては手をつけられていない。今後、水質検査のみならず総合的な環境モニタリング(食品、大気、海洋)への拡大に向けた次のステップとして、食品分析に関して支援が求められる。また、配属先は試験所としての役割の一層の向上・充実を目指しており、ISO17025認証取得に向けた支援に特に期待が高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.ISO17025に準じた試験所内のシステム構築に関する助言。
2.試験所職員や関係省庁が行う、サンプリングや工場視察への助言。
3.野菜・果物・肉製品・水産製品の分析指導。重金属(原子吸光光度計)、脂肪分(脂肪測定装置)、およびヒスタミン含有量
(蛍光分光光度計)の測定方法の指導。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
電気加熱式原子吸光光度計、蛍光分光光度計、分光光度計、脂肪測定装置(購入予定)、電子天秤、温浴装置、インキュベーター
4)配属先同僚及び活動対象者
化学部門技師 40代男性 大卒 修士課程在籍中
化学部門技師 20代男性 大卒
微生物部門技師 40代女性 大卒
微生物部門技師 20代男性 大卒
所長 臨床検査技師 40代男性 大卒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:分析について指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)